天を仰いで 302 まだまだ知らないことが

春一番に誘われて(?)、東門まで行ってみました。メイン・ゲートでもないのに主門だけでなく脇門まであります。2対4基の門柱は恐らく御影石の削り出しで、なんとも立派な門構え。それもそのはず、横に「この門柱は旧制伊丹中学校の正門として使用されていた」と書いた看板が立てられていました。

創立当時の写真を見ると正門は木製です。いつ変わったのでしょうか?パラパラと記念誌を何冊かとっかえひっかえ見ていると、『90年史』に下の写真とともに「門柱が木造より石造に変わり、門扉も曲線状の柔らかいものに変化している。大正時代のデザインの特徴だ」とのキャプションがありました。さらにまた、大正11年(1922)にアプローチ路(プロムナード)にコンクリートを打設したとあります。

ひょっとすると、このとき石造りの正門に変わったのかもしれません。もちろん、今の伊丹市立北中学校の場所にあった時代の話です。だとすれば。そろそろ100年。知りませんでした。嬉しいですねぇ。残念ながら門扉は無粋な直線基調の鉄製になってしまいましたが、大正モダニズムの残り香を伝える門柱を大事にしていきます!

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