天を仰いで 279 阪神・淡路大震災25年

1995年1月17日から25年が経過しました。阪神・淡路大震災では6,434人もの方々がお亡くなりになりました。大きな怪我や家屋の倒壊等、甚大な被害を受けた方もたくさんいらっしゃいます。決して震災を風化させないよう、今朝、校門に半旗を掲げるとともに、追悼行事の意義を説明した上で、全生徒、教職員一斉に黙祷を捧げました。

5時46分には既に起きていました。遠くから地響きが徐々に迫り、ブルブルと小刻み揺れ出しました。一度、静まるかと思われましたが、直後、誰かが大きな手でシェイクでもするように狭い部屋が激しく揺さぶられました。とても長い一瞬が過ぎた後、マンションは半壊となりました。

2日目の朝、よく知る教え子の家が埋まっていると聞きました。すぐに行ってみると、家のあったところには屋根よりもはるかに高く土砂が積もっています。あたりには誰もいません。とても静かでした。3日目に自衛隊が来てくれました。大きな起重機がうなりを上げて土砂をすくい上げました。空には新聞社のヘリコプターが数機、旋回しています。騒然とした中で捜索が続けられ、一家すべてがお亡くなりになったことが確かになりました。

昨日から今朝にかけて、伊丹市の昆陽公園で亡くなった人の数だけ蝋燭をともし続ける「追悼のつどい」がありました。きっと教え子の蝋燭も明るく輝いていたでしょう。そこに生徒会の有志5名がボランティアとして参加してくれたと教員から聞き、とても嬉しくなりました。生徒のみんなには生まれる前の話です。しかし、自然災害の恐ろしさと多くの人の痛みをわかっていてほしいと心から思います。

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