学校設定科目「暮らしの中の書」

11月最後の授業

私たちが一番目にする、学校東側の銀杏の木を題材にして、漢字仮名交じりの書・漢字の書の発展学習に挑戦しました。

それでは、芦高生の作品と感想をご覧下さい。

<感想>

・綺麗な紅葉を見るだけではなく、落ち葉を拾い、その葉に文字を書くだけで作品になり、とても素敵だと思いました。身近な物を作品にするのはとても楽しかったです。

・普段と違って作品の中に自分で拾った銀杏の葉を入れることで色が出てとてもかわいらしい作品が出来上がりました。

・自分で考えた作品を書いて、受験でピリピリした気持ちがいやされて良いものが創れたと思います。切り替えて勉強に取り組めそうです。

<作品>

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文責:授業担当者

芦屋浜の風を感じて!ーマリンスポーツ実習訪問記

単位制普通科高校の芦高には多彩でユニークな学校設定科目が教育課程に組み込まれています。たとえば、地理歴史科の「芦屋モダニズム」や「日本文化」、理科の「身の回りの科学」、芸術科の「油彩画」といった芦高独自の科目があります。何れも芦高生の興味関心を引いたり、知的好奇心をくすぐるような内容が盛り込まれています。だから、これらの講座は生涯にわたってより深く学習するきっかけともなります。

今回はその中の人気講座のひとつ「マリンスポーツ実習」を紹介します。主にこの講座を担当するのは、1996年アトランタ、2000年シドニーオリンピックで活躍した遠藤(旧姓 丸山)小百合先生です。小学校の卒業文集に綴った将来の夢は「体育の先生」になることだったそうです。小学校からの夢を実現した遠藤先生は、初任校を経て本校へ異動となりました。着任後、県下では珍しいカヌー部を立ち上げました。その後、県大会はもとより全国大会や国民体育大会で上位入賞を果たすなど、芦高カヌー部の名を全国各地にとどろかせ、隆盛を極めさせた現在のカヌー部の立役者でもあります。

授業見学のため兵庫県立海洋体育館に向かうと、遠藤先生のいつも明るく元気な人柄が多分に影響するのか、受講生たちが「こんにちは」と大きく元気な声でさわやかに私を迎えてくれました。ちょうどタイミングよく、セーリング実習で海に出るところでした。前期には心肺蘇生法を含むライフセービング実習、プールでの基礎実習を経て、芦屋浜でのカヌーポロやスプリント競技を体験し、後期は主にヨットでのセーリング実習を行います。この講座をとおして「自然」の中で「命の大切さ」を学ぶことになります。

「運動が苦手な人でも、海が好きなら大丈夫。マリンスポーツは楽しいです。しかし常に危険と隣り合わせであることを意識しておく必要があります。カヌーやヨットといったマリンスポーツでは、自分自身の判断が競技を左右することが多くあります。これからの人生においても『やるか、やらないか』の選択を迫られた時、マリンスポーツ実習で体験したことがきっと礎となります」と遠藤先生はその魅力を熱く語ってくれました。

海が近い芦屋だからこそ開講できるマリンスポーツ実習。芦高を志願する中学3年生の皆さん、芦高生として、いっしょに「命の大切さ」を学んでみませんか。そして、遠藤先生の指導の下、5年後に迫る東京オリンピックを目指してみませんか。ちなみにいつも元気よく大きな声であいさつをする芦高生、私の自慢のひとつです。特にカヌー部員はどこで出会っても必ず立ち止まってあいさつしてくれます。簡単そうでなかなかできないことですよね。

秋も深まった芦屋浜。心地よい潮風を全身に感じながら、颯爽とセーリングを楽しんでいる芦高生の姿を見て、私もいつかは挑戦してみたいという思いを強くしました。

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校長 八木 基雄

学校設定科目「日本の文化」 昔遊び -お手玉-

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昔の子供達にとっては日常の遊びであったお手玉。近年、脳科学がうつ病の治療やパソコンやゲームでダメージを受けた脳の機能回復などに効果があることを突き止めました。授業では「尼崎のお手玉の会」会長の池辺美保子先生をお招きし、お手玉の歴史、医学における効能、保育所や幼稚園、老人ホームの訪問活動での成果、お手玉がもっているコミュニケーション性などについてお話しを頂きました。その後、お手玉実習に入り、投げ方の基礎からいくつかの技、一人から多人数までの多様な遊び方を教わりました。授業中、受講生が終始笑顔で取り組んでいたことが印象的でした。

文責 「日本の文化」担当者

 

 

 

 

次代に繋ぐ熱き心に

このオフィシャルブログで皆さんに伝えたいことがたくさんありすぎて、公開するときには必ずしも旬の話題ではなくなっていることもあります。慣れるまでもう少し温かく見守ってください。

今回は同窓会「あしかび会」の話題です。

皆さんもご存知のように、昭和15年兵庫県立芦屋中学校の創立以来、この理想の精舎を巣立っていった卒業生は28.000名を超えています。それぞれが社会の有為な人材として国内外のあらゆる分野で活躍されています。本校でも、6名の卒業生が文武両道にわたり後輩の指導にあたってくれています。それは校長としても心強い限りです。

その同窓会組織である「あしかび会」の総会が10月25日大阪梅田の新阪急ホテルで開催されました。一堂に会したのは2期生からこの春卒業した69期生までの約160名。河合会長のご挨拶の後、終始和やかに総会並びにパーティーが進行しました。芦中生、芦高生の青春時代にプレイバックした皆さんは、会場のあちらこちらで恩師も交えて懐かしい昔話に花を咲かせていました。閉会時に心をひとつにして、高らかにそして誇らかに歌う校歌には、今の芦高、現役の芦高生に対する期待と愛情がたっぷりと込められていました。

また、11月8日には第31回あしかび会関東支部大会が東京品川プリンスホテルで開催され、関東在住のあしかび会員を中心に80名が集いました。同窓会事務局本部から河合会長、懐かしの恩師として建先生(生物・本校1期生)、武岡先生(音楽・本校8期生)、宮内先生(数学)と私がゲストで招かれ、宴を楽しく共にしました。

全盛期には250名もの部員がいた芦高鉄道研究会(鉄研)OBの池田会長(本校3期生)による乾杯のご発声のあと、鉄道アナリストとしてご高名な川島氏(本校25期生)の「未来の鉄道」と題した講演、地元芦屋にちなんだ郷土名物が当たる「芦屋学」クイズ等々、楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていきました。本校卒業生でもある建先生、武岡先生、そして芦中卒業生の皆さんが草創期に懸けた熱い想いや名門芦高への大いなる期待等を直接伺うことで、私はいっそう心身が引き締まりました。そしてやはり最後は何といっても校歌の大合唱で締め括られました。本校創立60周年を記念して作成されたCD芦高歌集で、独唱を担当された武岡先生の会場一杯に朗々と響き渡るすばらしい歌声に心が洗われ、ここでも高らかにそして誇らかに歌われる校歌に感動しました。

このような諸先輩の熱い想いと熱い心を全身で受け止め、確実にバトンを繋ぐとともに「自治・自由・創造」の理想の学園を一層充実発展させるのは、現役の芦高生の皆さんの役割です。

中学3年生の皆さん、4月から芦高生として次代へバトンを繋いでみませんか。大きく門戸を開けてお待ちしています。

あしかび会員の皆さん、今後も引き続き母校の発展充実のため、格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

*あしかび会総会、関東支部大会への参加は今回で3回目になりました。このような機会を与えていただきましたあしかび会関係者の皆様にあらためまして御礼申し上げます。

(あしかび会HPにも総会と関東支部大会の様子が報じられています。合わせてご覧ください。(http://www.ashikabi.org/room/Soukai.html

 

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校内での収穫物(オリーブ&キンカン)

校長 八木 基雄