教頭先生を団長に72回生が、校長先生の見送りの中、定刻8時30分に『国立淡路青少年交流の家』に向けて出発しました。
現地での様子は、学年団が随時このブログにアップする予定です。
広報・図書部
1年生教育と絆コース第1回特別授業が開催されました。講師は正岡茂明先生(あまがさき市民まちつくり研究会)です。本校の元校長先生で、教育と絆コースの前身である教育総合類型を立ちあげられた先生でもあります。
その経験から、教育総合類型の立ち上げから教育と絆コースへの移行についてなどの話を聞きました。また、旧制尼崎中学校から県立尼崎高等学校への歴史についての話の中で、近隣の地域には学校がありましたが、尼崎には学校がなく、地域の方々の熱い想いの中、募金を集めて建てられた学校であることなどを聞きました。
校歌の特徴としては、学校名が歌詞に入っていないのですが、これは学校名を入れなくても県立尼崎高校の校歌であるとわかるという誇りの表れであることも聞きました。
ライフワークとして取り組んでおられる尼崎城についての話もありました。10m×10mの布に本校美術部の生徒が尼崎城の絵を描いて旧尼崎警察署の壁に展示したり、阪神電車なんば線開通の記念に城跡公園にコンパネ12枚に尼崎の美術部が協力して尼崎城の絵を描いて設置したり、本校の美術部の生徒が実物大の尼崎城の絵を工事用のメッシュシートに描いて本校や尼崎市役所の壁に展示したりしてきました。これらの活動が実ってか、今年、城跡公園に実物の尼崎城が10億円の寄付のもと建てられることになりました。やはり、夢を持って、努力を続けていると、夢(尼崎城を現代に再建する)が叶うのだなと言われたことが印象的でした。
生徒の感想として、「尼崎にはたくさんの歴史があり、県尼にも歴史があることがわかりました。尼崎に誇りを持ちたいです。」や「とても貴重な講演を聞くことができて、これから県尼の教育と絆コース生として3年間頑張っていこうと思います。」といったものがありました。
教育と絆コース担当者