平成28年度明るい選挙啓発ポスターに尼崎市で特選を受賞した美術部3年玉中亜実の作品が兵庫県の審査に出品され、応募作306点の中から13点選出された中に入りました。
入選:3年玉中亜実
同時に小学校や中学校の受賞作品や入選作品も展示されており、どの作品も細かいところまで力を入れて丁寧に描かれており、見ごたえがありました。作品は12月1日から11日まで兵庫県立文化体育館アートギャラリーで展示されました。
12月8日の2、3校時に第2回教育と絆コース集会を開催しました。今回は大阪芸術大学初等芸術教育学科初等教育コース教授の奥原光先生に講演をしていただきました。赤ちゃんが生まれて初めて声を出す(産声)音の高さは「ラ」の音であるのが世界共通であることや、生まれてすぐは息を吸うなど興味深い話からはじまり、子ども文化や初等芸術教育についての話を聞きました。
奥原先生の専門の打楽器の実技実習「ボディパーカッション」の演習をしました。楽譜を見ながら手拍子でリズムを刻みました。はじめはリズムがバラバラだったりしましたが、何度も練習をしていく中でだんだんと楽譜通りにリズムを刻めるようになりました。また手のどこを叩けばいい音がでるかなど工夫して練習を重ねました。
奥原先生が叩かれたタンバリンのリズムに合わせて手拍子のリズムを刻むなどの演奏をしました。
最後は同じリズムを楽譜にかかれた通り、手やひじ、足、おしりなどを叩いてリズムを刻みました。みんなでリズムを合わせることに注意してリズムを刻みました。音楽で大切なことは静寂で、他の人が演奏している時は静かにするなどマナーを守って授業に取り組むことができました。
保健委員会の代表者6名が、朝日新聞サービスアンカー長洲にこの1年で回収したプルトップを持参しました。
朝日新聞の販売店で組織している神戸朝日会は、『プルトップを集めて車椅子を贈呈する活動』を行っています。保健委員会では委員会活動の一つとしてこのプルトップ回収運動に平成23年度より参加しています。本年度は2リットルのペットボトルに詰め込んだプルトップを73本(H23から通算すると360本)を持参しました。ペットボトル1本が約1キログラムになります。
本校で回収したプルトップは、生徒の家庭からだけではなく、地域の皆様がお持ちいただいたものも多数含まれています。
地域の皆様のご協力を頂きたくさんのプルトップを集めることができました。ありがとうございました。校内でのプルトップ回収運動の輪をさらに広め、来年もたくさんのプルトップを集めたいと思っています。
神戸朝日会の『プルトップを集めて車椅子を贈呈する運動』は、神戸朝日会HPのプルトップ回収運動をクリックすると詳しくでています。
保健部
教育と絆コース3年生の生徒が金楽寺小学校5,6年生の児童に対して模擬授業(45分)を実施しました。昼から金楽寺小学校に登校し、運動場や教室で昼休みと掃除の時間をまず一緒にすごしました。
この日までの事前準備として、教材研究や指導案の作成、また教育と絆コースの1年生に児童役になってもらい、プレ授業を2回実施してきました。
6年1組では社会で『日本の世界遺産』について勉強しました。
6年2組では、『英語でクリスマス』をテーマにいろいろな内容の勉強をしました。
6年3組は国語の授業で、『漢字の成り立ち』などの勉強をしました。
5年1組では理科で『雲と台風』について勉強しました。
5年2組では、算数の授業で倍数や分数の約分について勉強をしました。
何度も試行錯誤しながら小学生の顔を思い浮かべながら授業を組み立ててきたものの、本当にうまくできるかとても心配でした。でも、金楽寺小学校の児童の皆さんは楽しそうに、また元気に授業を受けて下さりとても嬉しかったです。担任の先生方にも所々サポートして頂けて感謝の気持ちでいっぱいです。児童の皆さんから、温かいことばを頂きました。
文化芸術による子供の育成事業「子供 夢・アートアカデミー」を11月22日に実施し、日本芸術院会員、多摩美術大学名誉教授、独立美術協会会員の大津英敏先生に授業をしていただきました。対象者は3年生芸術(美術)選択者で、まずは大津先生の自己紹介からはじまり、本日の課題である「クロッキー」{クロッキー(仏: croquis)とは速写(速写画)と言い、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。}についてのレクチャーを受けました。
モデルを決めるとき、生徒各一人に大津先生が画集を一冊ずつプレゼントされたのですが、その中にサインが書かれているもがあり、その画集が当たった生徒がモデルとなりました。
モデルは座りポーズ、立ちポーズと、男子が座り、女子が立つ二人一組の三ポーズを画用紙に鉛筆で描きました。時間は五分間でした。描いている時に、人物のバランスを考えて構図を決めたり、線を力強く描くために鉛筆の筆圧を上げるようにしたりと大津先生の指導がありました。
仕上がった作品は前に貼り、大津先生による合評がありました。クロッキーにおける線の美しさについてや絵画、日本画、デザインをする場合においてクロッキーを何枚も描き、自分の絵に自信をつけることが大切であるということを聞きました。合評後、大津先生の画集を見ながら、大津先生の画家人生についての話を聞きました。東京藝大時代に描いた静物の油絵の時は指導教官であった山口薫先生の影響があったことや、大学院の時は抽象画が全盛の時代で大津先生も抽象画を描き、コンクールに入賞したことを聞きました。その後、パリに渡って絵を描き、帰国した時に安井賞を受賞して画家の人生が始まったことなども聞きました。とても興味深い話が多く、生徒たちも熱心に聞いていました。
第36回近畿高等学校総合文化祭 美術・工芸部門が11月11日(木)から11月13日(日)16時まで開催されています。本校美術部3年生喜夛望美が「鯨」F30号の作品を出品しています。
喜夛望美 作品
12日(土)には開会式が開催され本校美術部2年生6人も実行委員として活動します。講演会では永田宏和(株式会社iop都市文化創造研究所代表取締役)、槻橋 修(神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授)、壷井 豪(「株式会社ケルン」オーナーシェフ)、西尾美也(美術家/博士(美術)の4名の先生方のパネルディスカッションがあります。交流会では、神戸芸術工科大学プロダクト・インテリアデザイン学科准教授の曽和具之先生によるペンライトを使った動画つくりの「ライティング・モーション・アート」のワークショップを実施します。
11月1日(火)に2年生の選択授業「倫理」で、稲と尼いもの収穫を行いました。
「倫理」の授業は、環境倫理と生命倫理の諸課題を考える礎として、農業体験を取り入れています。
1学期にバケツによる稲の栽培と尼いもの栽培を始めました。
バケツ稲は、JAグループが行っている事業で、バケツで稲作を体験できる教材です。
尼いもは、昭和初期に絶滅してしまった尼崎の特産品であったサツマイモのことで、尼崎南部再生プランの一環として2000年から復活に向けて動きだし見事復活したものです。
授業では尼崎市教育委員会のご協力で、苗を分けていただきました。
今年度から始めたため、トラブルへの対処などにも問題があり、思うように収穫はできませんでしたが、収穫できたものを紹介させていただきます。
バケツ稲は、今夏の高温のため、ほとんどが枯れてしましました。
しかし一本だけお米が実りました。
尼いもは、学校内に畑を作ることができず、大きいエコバッグに土を入れて栽培をしました。
今夏の豪雨や水はけの問題で、割れがひどかったですが、一定量収穫をすることができました。
今年度は小規模でかつ収穫の喜びをあまり味わうことができませんでしたが、栽培の大変さについては学習することができました。
次年度も引き続き栽培を行い、環境倫理と生命倫理の諸課題を考える礎としていく予定です。
公民科教諭
10月25日(火)に2年生、3年生それぞれの選択授業「倫理」で、「第3回赤ちゃん先生」(全4回)を実施しました。
赤ちゃん先生は、NPO法人ママの働き方応援隊のプロジェクトの一環で、赤ちゃんが先生となり、命やキャリアについて考えるものです。
このプロジェクトを通して、生命や育児、キャリアについて体験的に学習し、生命倫理の諸課題を考える礎としていきます。
3年生の今回の授業では、
虐待によって乳児が命を落とした事例を基に、「育児中のお母さんの現実」についてディスカッションを行いました。
事件の概要を聞いた生徒たちはとてもショックだった様子で、
「赤ちゃんがかわいそう」「親として責任感がない」「ありえない」「信じられない」などの意見が出てきました。
そのあと、育児中のママ講師さんからは、「他人事ではない」「子どもにイライラすることもある」など、事件を起こした母親が追い詰められていくことへの共感の気持ちを話していただきました。
生徒たちにとって、ママ講師さんの共感の気持ちは驚きで、思っている以上に育児が大変であることや周りのサポートが大切であることを身に染みて感じたようでした。
最後に、妊娠・出産の頃にとてもつらい経験をされたママ講師さんから、「赤ちゃんが産まれてすぐに母親になれるわけではない」という話を伺い、命を授かることの難しさを感じるとともに、
「今はいろいろな人に支えられて子どもが可愛くて仕方がない」との話から、自分ができることはないかと生徒たちは真剣に考えていました。
2年生の今回の授業では、
エコー写真や産まれた時の写真を見ながら、「命の奇跡-妊娠・出産-」の話をママ講師さんから伺いました。
妊娠の大変さ、周りのサポートの大切さを感じ、妊娠・出産がいかに「命の奇跡」であるかを実感したようでした。
授業の後半のわずか5分ではありますが、ママ講師さんが退出され、生徒だけで赤ちゃんの育児体験を行いました。
ママがいなくなった途端、泣き出す赤ちゃんにオロオロしながらも一生懸命に赤ちゃんとコミュニケーションをとろうとする生徒たちの暖かい行動が印象的でした。
27日(木)の授業では、両学年ともに各班で発表を行い、全体で感じたことをシェアしました。
次回は11月29日(火)の実施を予定しています。
3年生の授業の様子
2年生の授業の様子
公民科教諭
10月9日(日)、星陵高校にて高校総体予選(花園大会予選)がおこなわれました。 本校は西宮南高校、尼崎北高校、尼崎西高校と合同チームを編成し出場しましたが、 御影高校に0-49(前半0-17、後半0-32)で敗れました。 最後まで激しくタックルに入り、トライチャンスも何度かありましたが、御影高校のプレ ッシャーにゴールラインを割ることはできませんでした。
3年生はこれで引退となりますが、ラグビーを通じて学んだことが、これからの人生において心の 糧となってくれるものと信じています。
ラグビー部 顧問
第68回体育大会が行われました。本年度は、台風接近の大雨で準備等の時間が取れず、予行なし、一部の競技(クラブ対抗リレー、PTA競技)のカットで行われました。
生徒会長が旗手を務め、校章旗を、生徒会役員が県旗、校旗を、全クラスがクラス旗(オリジナル)を掲げて入場行進を行いました。選手宣誓の後、生徒会役員による演技(ソウラン節)がありました。
爽やかな青空の下、準備体操、3人4脚リレー、障害物リレー、綱引きが行われました。綱引きでは学年対抗で対戦し学年の先生方がクラス旗を振って応援しました。
リレー競技は、午前に予選、午後に決勝が行われました。
1年学年競技:『一致団結』
2年学年競技:棒引き
3年学年競技:『Everyone De Jump(大縄跳び)』
総合成績は、1位:3年7組、2位1年8組、3位3年8組
クラス旗は、1位3年5組、2位1年4組と1年8組でした。
校長先生の挨拶の中で『尼崎の繁栄は、県尼のグランドで培われると言われるように・・・・』の言葉のとおり、次世代の尼崎を担っていく生徒たちの力強い演技をご覧いただけたと思います。
近隣の皆様には、アナウンス・音楽等ご迷惑をおかけいたしました。皆様のご理解とご協力に対し、全生徒、教職員、感謝いたしております。
広報・図書部
尼崎市企画財政局都市未来課主催の第2回文化ビジョンワークショップに美術部1,2年生10名が参加しました。テーマは高校生が考える文化と題して、今後尼崎市が取り組むべき文化施策へのヒントを得ることを目的として開催されました。
会場は尼崎アートラボで、まずはアートラボ会場で現在展覧会を開催されているヤマガミユキヒロ氏の「ロケーション・ハンティング」を鑑賞しました。(11月27日まで展示・火曜日休館)
作品はモノクロの風景画を鉛筆や墨で描き、その画面上に同一の場所で定点撮影された映像を映写するキャンバス・プロジェクションの手法の作品です。今回は尼崎の風景も展示されていました。
尼崎の空をフィルムで撮影し展示している作品(尼崎の空の色は日本の空の色の標準色であることを説明で聞き、驚きました。)
作品鑑賞後、ワークショップをしました。都市未来課の方2名がファシリテータとなり、二つのテーブルに別れて、文化とは何かを考えました。考えた文化の内容を各自附箋に書いて模造紙に貼りました。絵画や音楽をはじめ、マンガや映画、温泉や犬の散歩も文化ではないかとの意見が出されて盛り上がりました。
最後はテーブルごとの発表をしました。
本日、10月の全校集会がありました。
校長先生の講話のなかでは、ノーベル賞、2年生の修学旅行で訪れた北海道のアイヌの人たちの事、中秋の名月や読書のことなどこの秋の出来事に絡めたお話がありました。最後に今週末行われる体育大会に絡めて『尼崎の繁栄を県尼のグランドから』と締めくくられました。
校歌斉唱の後表彰伝達式が行われました。
女子ソフトテニス部員が、兵庫県高等学校体育連盟阪神地区新人ソフトテニス大会にて女子個人(ペア)第3位に輝きました。
女子バドミントン部員が第65回尼崎市長杯バドミントン大会で女子四部シングルスで3位に輝きました。
男子バレーボール部が兵庫県高等学校体育連盟阪神地区バレーボール秋季リーグ戦大会男子六部で優勝しました。
生徒会代表の「体育大会へ向けてクラスの力を合わせましょう」という呼びかけの挨拶と、生徒指導部長の「気を引き締めて学校生活を送ろう」という注意喚起がありました。
広報・図書部
本日10月5日水曜日、気象警報発令のため3時間目以降臨時休校となりました。
9月27日(火)に2年生、3年生それぞれの選択授業「倫理」で、「第2回赤ちゃん先生」(全4回)を実施しました。
赤ちゃん先生は、NPO法人ママの働き方応援隊のプロジェクトの一環で、赤ちゃんが先生となり、命やキャリアについて考えるものです。
このプロジェクトを通して、生命や育児、キャリアについて体験的に学習し、生命倫理の諸課題を考える礎としていきます。
今回は、どちらの学年も3階の教室からグラウンドに出て、赤ちゃんを連れての移動と、赤ちゃんとの遊びを体験しました。
赤ちゃんを連れての移動では、抱っこひもでの階段の昇り降り、多くの荷物を持っての移動、ベビーカーを押す、靴の履き替えなどの経験をしました。
赤ちゃんを連れて移動するときには、普段生活している中では気づかない危険があったり、赤ちゃんには多くの荷物が必要であったり、お母さんの大変さが身に染みたようでした。
赤ちゃんとの遊びでは、グラウンドを走り回ったり、シャボン玉をしたり、おやつを食べたりする赤ちゃんに寄り添いながら、危険のないよう配慮する生徒の姿が見られました。
前回から3カ月が経ち、いろいろなことができるようになった赤ちゃんの成長に驚きの連続でした。
また、3年生では各班に実習内で気づいたことを発表してもらいました。
それぞれの赤ちゃんに個性があって、生徒ごとに色々な視点で実習に参加できていたことを知ることが出来ました。
次回は10月25日の開催を予定しています。
公民科教諭
台風接近に伴う気象警報発令のため、本日は臨時休校となります。
高大連携授業として大手前大学メディア・芸術学部マンガ 制作専攻の佐藤晴美先生の「マンガ研究」の授業を9月6日と8日の2回、芸術(美術Ⅲ選択者)が受講しました。
今回はマンガにおけるデフォルメのキャラクターについてがテーマで、動物のキャラクターを描きました。キャラクターのプロポーションのプロポーションの取り方やデフォルメ(対象を変形して表現すること)の方法など、マンガの基礎的な表現方法について指導を受けました。
今回は動物キャラクターを描きました。生徒たちはネコやきつねなどいろいろな動物をキャラクターに変えていきました。
下絵から本絵に移る時は、いろいろなミリペンで線の太さを変えたり、スクリーントーンを使用して表現し完成させました。