現代美術作家 山下克彦氏の2回目の講義を美術Ⅱ(2年)選択者が受講しました。(2月7日)

2月7日(金)に山下克彦先生が2回目の講義に来てくださいました。前回は「点を打つ」という行為をテーマに作品を制作しました。今回は、「塗る」という行為がテーマでした。20名がつなぎ合わせた1枚の大きな紙に絵具と刷毛を持って向かいました。紙の継ぎ目を重ね、紙の白い部分が描き終わった後で画面の一部となるようにしました。

 

 

今回は2回目ということもあり、生徒の準備も手際よくできました。また、1回目は少し恥ずかしそうにしていた様子の生徒も、頭を空っぽにして、刷毛を動かしてひたすら塗っていました。

 

出来上がった作品の色彩や画面の中での色彩の構成など思いもよらない結果が面白いものとなりました。作品に作為がないということがもたらす効果が存分に発揮されたように思います。山下先生も今日は生徒が頭を空っぽにして、小さな子どもたちのように取り組んでくれたことで、面白いものができたとおっしゃっていました。次回も楽しみです。

 

美術科教員