美術Ⅱ 特別非常勤講師 山下克彦先生 2月5日

2月5日(水)に2年生の美術Ⅱの授業で特別非常勤講師の山下克彦先生が来てくださいました。山下克彦先生は、本校OBで現代美術作家として活動されています。

  

昨日まで個展をされていたとのことで、その様子を話してくださいました。「音」をテーマに視覚化することの面白さについてのお話など聞いていて参考になることがたくさんありました。難しいことを考えたり丁寧に制作に取り組むことも必要ですが、創造する行為やその行為が行われる場の生成そのものに焦点を当てることで表現の幅が広がっていくことの面白さに改めて気づかされました。

今回は、絵の具を使って大きな白い紙の上に点を打つという行為を20名の生徒が一斉に取り組みました。スタートの掛け声から15分間ひたすら点を打ちました。色んな色、色んな大きさ、色んなリズム…たくさんの点が白い紙の上に打たれました。

  

普段とは違って頭を空っぽに何も考えずにひたすら点を打ちました。はじめは生徒たちも緊張していましたが徐々に緊張感も取れ、伸び伸びと体を動かしている生徒も多く見られました。絵を描くということや物を作るということの原初的な体験を通して新たな発見があるといいと思います。

次回は2月7日金曜日です。次も楽しみですね。

 

美術科教員