子ども 夢・アート・アカデミーを開催し、日本芸術院会員の大津英敏先生の授業を3年生美術選択者が受講しました。(11月22日)

文化芸術による子供の育成事業「子供 夢・アートアカデミー」を11月22日に実施し、日本芸術院会員、多摩美術大学名誉教授、独立美術協会会員の大津英敏先生に授業をしていただきました。対象者は3年生芸術(美術)選択者で、まずは大津先生の自己紹介からはじまり、本日の課題である「クロッキー」{クロッキー(仏: croquis)とは速写(速写画)と言い、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。}についてのレクチャーを受けました。

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モデルを決めるとき、生徒各一人に大津先生が画集を一冊ずつプレゼントされたのですが、その中にサインが書かれているもがあり、その画集が当たった生徒がモデルとなりました。

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モデルは座りポーズ、立ちポーズと、男子が座り、女子が立つ二人一組の三ポーズを画用紙に鉛筆で描きました。時間は五分間でした。描いている時に、人物のバランスを考えて構図を決めたり、線を力強く描くために鉛筆の筆圧を上げるようにしたりと大津先生の指導がありました。

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仕上がった作品は前に貼り、大津先生による合評がありました。クロッキーにおける線の美しさについてや絵画、日本画、デザインをする場合においてクロッキーを何枚も描き、自分の絵に自信をつけることが大切であるということを聞きました。合評後、大津先生の画集を見ながら、大津先生の画家人生についての話を聞きました。東京藝大時代に描いた静物の油絵の時は指導教官であった山口薫先生の影響があったことや、大学院の時は抽象画が全盛の時代で大津先生も抽象画を描き、コンクールに入賞したことを聞きました。その後、パリに渡って絵を描き、帰国した時に安井賞を受賞して画家の人生が始まったことなども聞きました。とても興味深い話が多く、生徒たちも熱心に聞いていました。