1月16日(火)に平成29年度尼崎市内公立高等学校キャリア教育研究会後期生徒交流会が本校で開催されました。尼崎小田高校、尼崎西高校、市立尼崎双星高校、尼崎工業高校と本校から約80名の2、3年生の生徒が参加しました。
本校の辻井嘉介校長の代表挨拶の後、本日の講師紹介を尼崎公共職業安定所指導官中島勝志氏にしていただき、「学生と社会人の違い」という演題で株式会社特発三協製作所代表取締役社長の片谷勉氏に話をしていただきました。
会社の概要からはじまり、会社が製作している薄板ばねについてなどの話がありました。製品はメイドイン尼崎グランプリなど数々の賞を受賞しており、工場見学として子どもものづくり体験セミナーをはじめ、ラオスやカザフスタン、ウクライナなどの海外視察も受け入れているそうです。平成25年1月には安倍総理も会社見学をされて日本経済新聞に取り上げられたそうです。企業がどうして社員を採用するのかをはじめ、学生と社会人の違い、勉強と作業についてなどの話を聞きました。仕事は作業を積み重ねながら日々改善をすることであり、知恵は知識と熱意を掛け合わせたものに、経験をたしたものであることを聞きました。人生は一度だけ、世の中の役立つ人になる。必要とされる人となる。自分の人生は自分が決める。本気でやる。ということを話されて講演会をまとめられていました。
次に参加校の3年生生徒による就職内定者報告会がありました。夏休み、学校に毎日登校して面接などの練習をしたことや、自分に合った職業を職場見学をしたことで見極めたことなどの報告を聞きました。最後は尼崎公共職業安定所の職業相談部長の小林孝至氏の閉会挨拶がありました。
進路指導部