同窓会入会式と卒業式予行後、午後からは「学年集会ファイナル」として、生徒たち自身で運営しました。
集合・整列から司会進行まで、生徒たちが行いました。
有志の生徒によるスピーチがあり、聴いている人の心に響く内容を堂々と話しました。学年団から69回生に向けた言葉があり、その後にお世話になった先生のメッセージや3年間の活動をまとめた映像がスクリーンに流れると、生徒たちからも歓声が上がりました。
卒業式を前にふさわしい学年集会を生徒たちは開催できたと思います。
第3学年
セルフナビの時間に各クラス全員がスピーチを行っており、各クラスで選ばれた代表の生徒による発表です。
発表テーマは以下の通りです(発表順)
「僕の高校生活」(4組 Yくん)
「私の半分」(7組 Yさん)
「私の尊敬する人たち」(5組 Tさん)
「高校生にとって大事なTOP10」(1組 Sさん)
「Being」(6組 Mさん)
「私と介護」(2組 Kさん)
「世界一貧しい大統領」(3組 I君)
「日本一愉快な街」(8組 I君)
今回は最初の集合から、司会などの運営、コメントなどすべて生徒たちで運営しました。
69回生はスピーチ大会を1年生の時から毎年行い、今回は3回目となりました。最後のスピーチ大会としてもふさわしく、それぞれ自身のあり方や社会問題、恋愛、尊敬する人、将来のことなどについて、工夫を凝らしたスピーチを行いました。
12月19日(日)に、神戸市中央区のラッセホールで開催された「ひょうご若者ビジョンフォーラム」(兵庫県主催)に本校3年生の3名が参加しました。
このイベントは、「子育て」「教育」「商店街」をテーマに、兵庫県内在住・在学の高校生・大学生約70名が兵庫の将来について話し合い、アイデアを発表するというものです。
参加した生徒は、
年上・年下関係なくそれぞれの生徒がひょうごの将来についてすごく考えていることに驚いた。
とても緊張したけど、楽しかった。
年下の子が色々なことを知っていたり、意見をはっきりいっている姿を見て、これまで以上にがんばっい行きたいと思った。
といった感想を持っていました。
また、参加生徒の一人が参加したチームが、「子育て」をテーマに、地域の異世代交流のための運動会の企画を考え、政策創生部長賞をいただきました。
ご報告が遅れましたが、
11月22日(火)に2年生、3年生それぞれの選択授業「倫理」で、「第4回赤ちゃん先生」(全4回)を実施しました。
赤ちゃん先生は、NPO法人ママの働き方応援隊のプロジェクトの一環で、赤ちゃんが先生となり、命やキャリアについて考えるものです。
このプロジェクトを通して、生命や育児、キャリアについて体験的に学習し、生命倫理の諸課題を考える礎としていきます。
最終回となる今回。
3年生は、「赤ちゃんを通じて『私』の未来を考える」と題して、15年後の未来について考えました。
15年後というと、目の前にいる赤ちゃんが高校生になる年齢。
一方、生徒たちは30代。
これまでの赤ちゃんとの交流を通して感じてきたこと、考えてきたことを振り返りながら、どのような社会の形成が求められるのか。
15年後、自分たち、成長した赤ちゃんはどのような暮らしをしているのか。
などと考えていきました。
ママ講師さんとも意見交換をしながら、将来の尼崎市や日本について考える機会となりました。
2年生は、「赤ちゃんとの関わりを通じて、自分らしさを発見する」と題して、今の「私」を振り返りました。
赤ちゃんが苦手だと思っていたけれど、実際の赤ちゃんに触れあっていくうちに苦手でなくなっていった自分。
赤ちゃんの成長を喜ぶ自分。
赤ちゃんと触れ合って感動する自分。
お母さんの大変さと素敵さを感じる自分。
将来の家庭を想像する自分。
子育て環境を真剣に考える自分。
他人との関わりの中で、変化し成長する自分に気づくことができたと思います。
2年生も、3年生も穏やかな眼差しで、赤ちゃんとの最後の時間をいとおしく感じながら、6月からの赤ちゃんと自分の成長・変化を振り返る時間となりました。
事後指導として、赤ちゃんとママ講師さんへ感謝の手紙を全員で書きました。
公民科教諭