本日、1、2年生対象に、手話の出前講座を行いました。
聴覚に障がいのある方は、外見上は健常者と変わらない、つまり障がいが目に見えないために、周囲からの働きかけが期待できず、災害時等で逃げ遅れてしまうことがあります。
必要なのは、聴覚障がいについての知識を得ること、そして、状況が把握できず困っている人を見かけたら、勇気を出して声を掛けることです。
聴覚に障害のある方とのコミュニケーションとる際、まず、手段として考えられるのは手話ですが、簡単な挨拶さえもままならないのに、込み入った内容を伝えることは難しい。そんなときは筆談や口話(口の形で伝える)、ジェスチャーを交えるとよいとのことでした。ただ、内容は簡潔に、伝えるべき情報を整理して伝えるとよいそうです。
講師の先生がお帰りになる際、廊下ですれ違った多くの生徒が、手話で「ありがとうございました」と感謝を伝えてくれました。