みなさん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年は午年です。陰陽五行説でいう丙午の年になります。陰陽五行説とは古代中国で生まれた、万物が「陰」と「陽」の二つの原理と、「木・火・土・金・水」の五つの元素から成り立ち、互いに影響し合いながら循環・変化するという思想です。この思想と十二支が合わさって「暦」ができました。
「丙」とは五行の「火」と陰陽を表す「兄(え)弟(と)」の「兄」で、陽にあたる年を意味し、「午」は十二支の第7番目の奇数年で、陰陽五行説では奇数を陽、偶数を陰と考えるため、どちらも陽を表しています。加えて「午」の字は「杵」を意味し、午前、午後、正午という言葉にあるように、交錯や切り替わりを表します。したがって、丙午の年は、物事が熱く、激しく変化する年になるといわれています。
今年は1年生にとって、文理選択も終わり、進路実現に向けて大きく動き出す年、2年生にとっては修学旅行を経てさらにクラスが団結し、3年生に向けて力をためてスタートする年、3年生にとっては新たな進路に向かってスタートダッシュをする年です。まさに、丙午にふさわしい変化の年になるでしょう。
さて、一方で丙午には、火に関するマイナスの意味もあり、火災や災害が起こる危険性が高い年であるともいわれています。防火や防災の意識を高くして、万一に備える必要もあります。
本校では1月16日に阪神淡路大震災の追悼行事を予定しています。地震国である日本では、昨年元日に起きた能登半島地震や今年1月6日にも島根県で地震が発生しています。備えあれば憂いなしといいますが、日常生活の中にも防災の意識を常に持っておくことが必要です。
最後になりますが、今年1年が、みなさんにとって幸多き年となることをお祈りし、私の話を終わります。
