令和7年度 第2学期 終業式 校長講話

 みなさんおはようございます。早いもので今年も残すところ後一週間となりました。今日は「クリスマス・イヴ」です。みなさんはイヴの夜をどのように過ごしますか。

 さて、私は今間違った言葉の使い方をしました。みなさん気づきましたか。

 「イヴ」というと、「前日」というイメージが強いのですが、「イヴ」はevenigの省略で「夜」という意味しか持ちません。つまり「クリスマス・イヴ」とはクリスマスの夜のこと。「前日」ではないのです。もう少し詳しく説明すると、みんなも知っての通り12月25日がクリスマス、いわゆる、キリストの降誕祭です。教会の暦の考え方でいうと1日は日没から次の日没までをさすので、クリスマスの始まりは12月24日の日没で、だから教会ではキリストの誕生を祝ってミサを捧げるのです。「クリス」はキリストのこと、「マス」はミサのこと。言葉の成り立ちって面白いですね。

 話を元に戻すと、「クリスマス・イヴ」の夜は、もうおわかりですね、「クリスマスの夜の夜」という意味になる。ここが言葉の間違えなのです。

 もう少し、クリスマスの話題を続けます。先日、家庭科部のみなさんがクリスマスケーキでおなじみの「ブッシュ・ド・ノエル」を、大阪調理製菓専門学校の先生の指導を受けて、作りました。私もお裾分けをいただきました。ごちそうさまでした。この「ブッシュ・ド・ノエル」ですが、これはフランス語で、「ブッシュ」は丸太を、「ノエル」はクリスマスを意味します。つまり「クリスマスの丸太」。その由来として、生まれたばかりのキリストが寒さで凍えないように、丸太を薪にしてストーブにくべ続けたからという説があるそうです。言葉の意味を探ると、面白い発見がいくつもできますね。

 さて、明日から冬休みです。もうすでにいろいろな計画を立てていることと思います。旅行や初詣を計画している人、隙間時間に地名やその地の「いわれ」について調べてみると、楽しい旅につながるかもしれません。充実した年末年始を過ごして、3学期の始業式で、元気な顔を見せてくださいね。終わります。