8月30日 ありがとう「京」シャットダウンセレモニー

8月30日(金)、理化学研究所 計算科学研究センターのスーパーコンピューター「京」が、惜しまれつつも約7年間の役目を終え、その幕を下ろしました。

2011年に計算速度世界一を記録し、医療や天候予測などさまざまな最先端研究に大きく貢献した「京」は、9期連続ビッグデータ処理世界一を記録したまま、後継機「富岳」に引き継ぐことになりました。

そのシャットダウンセレモニーに、大変光栄なことに北摂三田高校が選ばれ、生徒6名が参加しました。

夏休みから理化学研究所の方やセレモニー担当の方々と念入りに打ち合わせし、生徒たちでメッセージを考え、練習してきました。

   
<打ち合わせの様子>

<向かうバスの中で練習>

<見学ではこの距離ですが>
 
<立ち位置などの打ち合わせ>

<こ、このボタンは・・・!>

そして本番当日、予想を上回る報道カメラの数とたくさんの人の目に緊張しっぱなしだったようですが、生徒たちは無事に役目を果たすことができました。
  

(演出の関係上)シャットダウンの際には「京」のラックの間に隠れていた生徒たちは、「京」が熱を失っていくところを一番近くで立ち会っていました。
大勢の人に愛された「京」の最後に、唯一の高校生として立ち会えたことに、生徒たちは大変感動していました。

その様子は、一部メディアで生中継されたり、ニュースでも取り上げられました。

セレモニー後、理学研究所の松本理事長が生徒たちのもとへお越しになり、生徒たちの将来の夢や、部活動などを尋ねてくださいました。
また帰る際には、そうそうたる方々が、「僕が『京』の名前をつけたんだよ。」「僕は『京』の設計者だよ。」と話しかけてくださいました。
理事長も、理研の方々も、楽しそうに愛おしそうに「京」のことを話すのがとても印象的でした。
研究者とは、こんなにも夢のある楽しい職業なんだと実感し、ほかの北三生にも伝えたいなと思いました。
   

今回、貴重な体験をさせていただいたことに大変感謝しています。
  
そして、北摂三田高校が今回選ばれた理由は、
「全国で初めて見学を行った高校だったから。」
でした。
一位じゃなきゃダメだったんですね!

打ち合わせで理研の方に質問した答えがかっこよかったので紹介します。
Q.後継機の「富岳」は、一位を目指されているんですか?
A.いいえ。もう一位は目指していません。次は、ユーザーの使いやすさと省エネです。