32回生 人間科学類型1年 京都大学理学部実習体験 8月8日(火)~8月9日(水)


 人間科学類型1年生40名が、京都大学理学部で実習体験に参加しました。例年3日間で実施していましたが、今年は警報発令のため初日(8/7)が中止になり、2日間(8/8・9)で行われました。大学の広大なキャンパスに一歩足を踏み入れると、観光客で賑わう京都の街と違った独特な空気に包まれていました。講義で常見先生が仰っていた、京都大学が伝統として受け継いできた「自由の学風」の一端を垣間見た気がしました。
 1日目は、理学研究科の常見俊直先生より、主に古典力学および電磁気学についての 講義を種々の実験等を交えてして頂きました。古典力学では、ニュートンの揺りかごや 非常に強力なネオジム磁石を用いたガウス加速器の実験で、力学的エネルギー保存則、 運動量保存則について分かりやすく説明して頂きました。電磁気学では、発電コイルや 電流によって出来る磁場を作る実験、金属筒にネオジム磁石を落とすと、落下速度が遅く なるなど、目では見ることの出来ない電場や磁場について体感することが出来ました。
 2日目午前中は「オシロスコープ」や「Nim Module」などの装置を使って、ケーブルを信号(電場)が伝わる速度を各班で計算をし、考察しました。ケーブルの長さを色々変えて、信号がケーブルを伝わる時間のずれを測定し、それをもとに速度を計算したのですが、各班で「真空中における光速の約3分の2」という結果が得られました。
 午後からは、その結果をパワーポイントにまとめ、すべての班(6班)がプレゼンテーションを行いました。ベストプレゼンテーション賞の第3班には常見先生より「総長カレー」が贈呈されました。発表後は常見先生、6名の大学院生・学部生の方々より、温かくかつ厳しいご講評もして頂き、今後の課題研究発表のための、大きな糧になったと思います。
 実習以外にも、学食で昼食を体験したり、現役の大学院生、学部生の方々と、お話をさせて頂くなど、貴重な経験をさせて頂きました。大学のスケールの大きさに驚いた生徒も多く、今後の進路選択のためにも有意義なものとなりました。2日間お世話になった、常見先生、・6名の大学院生、学部生スタッフの皆様、ありがとうございました。