京都大学理学部実習体験 8月8日(月)~8月10日(水)


人間科学類型1年生40名が、京都大学理学部で3日間、実習体験に参加しました。
1日目は、理学研究科の常見俊直先生より、主に古典力学および電磁気学についての 講義を種々の実験等を交えてして頂きました。古典力学では、ニュートンの揺りかごや 非常に強力なネオジム磁石を用いたガウス加速器の実験で、力学的エネルギー保存則、 運動量保存則について分かりやすく説明して頂きました。電磁気学では、発電コイルや 電流によって出来る磁場を作る実験、金属筒にネオジム磁石を落とすと、落下速度が遅く なるなど、目では見ることの出来ない電場や磁場について体感することが出来ました。
2日目は、午前中は川端貴裕先生(准教授)による宇宙物理学の講義を受けました。物質の成り立ちから宇宙の成り立ちまでに関して高校生にもわかりやすく説明して頂き、その後は中性子発生装置の見学へ行きました。研究施設は非常にたくさんあり、ところどころで研究者・学生の皆さんが実験やミーティングをされている様子を伺うこともできました。午後は再び、常見先生による講義「相対性理論のローレンツ変換の導出」を受講しました。相対性理論から導かれる事柄を実験を通して確認していくという、生徒たちには難しい部分もあったかもしれませんが、個々の実験については非常に興味深いものも多く、相対性理論の理解に一歩近づいたのではないかと思われます。
3日目は、3日間の総括としてプレゼン体験をしました。「オシロスコープ」などの 装置を使い、電流が導線を流れる速度について各班で調べ、考察をしました。 その結果をパワーポイントにまとめ、午後からはすべての班が、プレゼンテーションを 行いました。
実習以外にも、現役の大学生・大学院生と学食で昼食をとりながら、お話をするなど、 貴重な経験をさせて頂きました。大学のスケールの大きさに驚いた生徒も多く、今後の進路選択のためにも有意義なものとなりました。3日間お世話になった、常見先生、川畑先生、大学生・大学院生スタッフの皆様、ありがとうございました。