平成27年度 東日本大震災追悼行事 H28.3.11

3月11日(水)、東日本大震災から節目となる5年を迎えるに当たり、本校では11日の午前8時40分から校長先生が校内放送をおこない、震災で犠牲になられた方々に対して全校生徒で1分間の黙祷をおこないました。

北摂三田高等学校長 竹中敏浩

 生徒諸君、おはようございます。校長の竹中です。本日は東日本大震災の追悼行事を行います。
5年前の3月11日午後2時46分、M=9.0の東北地方太平洋沖地震が発生しました。この地震は、宮城県内での震度7を始めとする東日本各地での非常に強い揺れと、波の高さ10m以上にも及ぶ巨大津波を発生させ、この津波は福島第一原子力発電所の事故をも引き起こしました。死者15,894名、また、2,562名の方々が行方不明となっており、震災関連死といわれる負傷の悪化等により亡くなられた方も3,400名を越えました。家屋の全壊12万戸、半壊約28万戸。皆さんにとっては、中学校、小学校の卒業式やその練習から家に帰って、ニュースを見た記憶があるのではないでしょうか。
一方、今年は阪神淡路大震災から21年になりました。阪神淡路大震災でも多くの方々が避難生活を強いられ、私の教え子も衣類は制服だけという中で、避難所で暮らしていた生徒もいました。しかし阪神淡路大震災では発生から5年後にはプレハブ仮設住宅の入居者は0になっていたのに対し、東日本大震災では現在でも5万8千人の方が暮らしておられます。
それでも、被害の大きかった東北地方の方々とお会いすると、兵庫県は特別な目で見られます。私たちの気持ちを分かってくれる人たちだと。皆さんの5年前の先輩たちは2011年に石巻市立湊小学校を訪問し、それ以来、本校は北摂祭のバザーの収益金を毎年湊小学校に贈り続けてきました。その湊小学校も「震災から5年を経て、募金を受け取るばかりではなく、新しい一歩を踏み出したい。」とメッセージを送ってこられました。このような「新しい一歩」に対し、普段はお手伝いができず、もどかしい思いでいっぱいです。それでも、私たちの気持ちが少しでも被災された方々を勇気づけることができるとしたら、心を込めて亡くなられた方々に黙とうを捧げると共に、復興への祈りを捧げたいと思います。

 起立してください

 黙祷 はじめ

黙祷を終わります。