阪神淡路大震災追悼行事


阪神淡路大震災から21年目を迎えるにあたり、本校では15日の8時40分に1分間の黙祷をして、犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、防災について改めて考えました。   以下は、黙祷に先立って行われた、校内放送による校長からの話の内容です。

阪神淡路大震災から21年へ向け 追悼行事

平成28年2016年1月15日(金)

生徒諸君、おはようございます。

先日は「震災から未来へ」と題して、21年前に起こった震災のこと、そして未来へ向けてのお話をしました。

21年前、平成7年1月17日午前5時46分、兵庫県南部地震が発生し、これが阪神・淡路大震災を引き起こしました。人類が経験したことのない都市直下型地震で、6,434名の尊い命が失われ、53万棟を超える家屋の倒壊・焼失がありました。私自身も自分の生家、生まれた家が全壊するという被害に遭いました。

また、5年前の平成23年3月11日には東日本大震災が発生しました。死者15,894名、いまだ2,563名を越える行方不明の方がおられます。また、この震災により福島第一原子力発電所の事故も引き起こされました。東日本大震災からもうすぐ5年となり、特定の地域での避難指示解除のニュースや、駅の再開、新しいまち開きのニュースも伝えられますが、その復興はいまだ途上にあります。

震災は、人々から最も愛する人や、愛するものや、思い出さえも奪い去ってしまうものかも知れません。

しかし、皆さんにお話ししたように、日本付近はプレートが世界で最も複雑に運動する場所です。また、兵庫県は活断層が複雑に活動する場所でもあります。もし、このプレート運動や活断層による地震が避けて通れないものであるならば、未来の震災に備えるとともに、そこからの復興を必ずや成し遂げるよう、準備を整えることを考えていきたいと思います。皆さんが、震災に強いコミュニティをつくる一員となるとともに、日本の技術力で世界の防災を考える、今日はそんな決意を固める日になることを願います。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、将来の震災に備え、たとえ災害があっても復興へ取り組む決意を新たにしたいと思います。

今から1分間の黙祷を行います。皆さん、その場で静かに立ってください。

「黙祷」

黙祷を終わります。