「北三 校長室から」No113(R3.3.11)あれから10年

2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源地とするマグニチュード9.0の巨大地震により、30mを超える大津波が発生、死者・行方不明者22,200名に上る戦後最大の自然災害となった東日本大震災から今日で10年になりました。

今も避難する人は全国に41,200以上いる一方、被災した42市町村の人口は4.3%減っており、人が戻れない、戻らない状況が未だに続いていて、まだまだ復興途上であることは明らかです。

4年前の夏、全国高校総体が東北ブロックで開催された時、仙台空港着陸前に上空から見えたのは、海岸線に建物が全くない景色でした。綺麗に整備されたタクシー乗り場で運転手さんから「ここは震災後に整備し直しましたが、当時はこの高さまで津波がきました」と言って示されたのが、タクシー待合場の天井付近だったことを鮮明に覚えています。

今日は、明日実施される高校入試の準備をしていますが、午後2時46分に全職員で黙祷することとしています。「がんばろう東北」の思いに応えるために、自分にできることを今一度考えてみたいと思っています。  校長 廣瀬雅樹