京大‐HGLC 科学者育成プログラム アドバンスト(advanced)コース ④

人間科学類型は、地域課題の解決やグローバルリーダーとしての資質を育成することを目標に課題研究活動に取り組んでいます。その活動の一環として、京都大学大学院理学研究科の協力を得て京大‐HGLC 科学者育成プログラムを行っています。今年度は残念ながら、コロナウイルス感染拡大の影響により、夏休みの3日間の実習(ベーシックコース)は中止になりましたが、その後に本校で実施している実習(アドバンストコース)は実施できている状況です。

このアドバンスト(advanced)コースは、京都大学大学院理学研究科から指導者を招き、約半年間にわたって天文学の研究を続けていくものです。今年度は1年生(1-6)から8人、2年生(2-6)から3人が参加しています。昨年度の研究も経験している2年生3人に、1年生8人が加わり、この研究のための新しいチームが結成されました。今年度は11月から月1回のペースで行い、今回(2/26)が4回目の実習でした。7月まで研究を続け、大阪教育大学での研究発表を目標に研究を進めています。

今年度の研究テーマは『ZTFのデータを用いた矮新星の再増光の(統計的)調査』です。アメリカ合衆国のカリフォルニア州にある天文台で観測されたデータを基に、矮新星(2つの星がお互いの周りを回る連星系)から発せられる光の再増光を分析するというものです。膨大な記録データを一つひとつ洗い出しながら、特殊な光を放ちだすものを拾い出し、そのパターンを分析する作業を行っています。今行っている私たちの分析・研究の中から、もしかしたら宇宙の大発見につながるものが見つかるかもしれません。そう考えると夢と可能性が無限に広がっていく感覚がします。これが天文学の魅力なのかな、と最近になって思えるようになってきました。普段の勉強や部活との両立は大変ですが、これからの研究がとても楽しみです。