北摂三田高等学校 32回生 進路だよりvol.49 2020.3.24

http://www.hyogo-c.ed.jp/~hokusetsusanda-hs/zaikousei/gakunen/32kai/32kai_sinrodayori.pdf

  ~「NO ACT, NO LIFE!」 みんなの未来にエールを!~

みなさんが北摂三田高校を巣立って、1ヶ月が経とうとしています。新型コロナウイルスが発生し、例年以上の健康管理が求められるなかでの受験となり、不安な日々を送っていたのではないでしょうか。卒業後も、小論文や面接などの指導のため、マスクをしながら学校に足を運び、最後の最後まで頑張り続けた人もいました。本当によく頑張りましたね。みなさんの頑張りに改めて拍手を送りたいと思います。

先日、国公立大学の中後期試験や私立大学の3月入試の結果が発表されました。32回生のみなさんも、これで全員が本年度の受験を終えることになります。今、自らの1年の取り組みを振り返ってどのように感じていますか。合格、不合格という結果はもちろん大切ですが、進路を決め、受験する学校を決めて、それにむかって懸命に努力を重ねる過程こそが、自らの人間的な成長につながるのだということを、改めてみなさんに伝えたいと思います。今回の受験を通して、これまでみなさんがあまり経験したことのなかった失敗や挫折を経験した人もいるでしょう。けれどもそれらの経験は、自らの人生にとって決してマイナスとなるものではなく、俯瞰的な視点に立てば、プラスにもなりうるものだと思います。自らの失敗や挫折とどう向き合い、どう立ち向かっていったかが、人としての器の大きさにつながっていきます。ぜひ自分の努力を肯定して、次に進む力に変えてほしいと思います。

3年間の高校生活をずっと一緒に過ごした32回生のみなさん。春からみなさんがいる場所はそれぞれ違います。大学の入学式が中止されるなど、春からもまだ平常通りの毎日ではない人もいるでしょう。なかには大学受験にむけて再び挑戦を始めている人もいると思います。でも、間違いなく、春はやってきます。例年より早く咲いた桜の花のように、32回生のみなさんが、それぞれの置かれた場所で、また自らの花を咲かせ、自らの人生を切り拓いていくことができますように。これからもずっと「Academic Challenge Time」のある人生を送って下さい。学年団一同、心から応援しています。

後輩たちに参考書を贈ろう

32回生のみなさんの中で、使わなくなった参考書を集めて、後輩たちが自由に使えるコーナーを作ろうという提案をしてくれた人がいました。その提案を受けて、卒業式の予行の時に、32回生のみなさんに呼びかけた結果、たくさんの参考書や赤本、問題集が集まりました。なかには、重たい参考書をかばんいっぱいに詰めて持ってきてくれた人もいたようです。みなさんの協力に感謝します。

みなさんが持ってきてくれた参考書は、「先輩文庫」と名付け、図書室内と図書室前の廊下(丸テーブルの隣)に設置しました。とても素敵なコーナーになりました。なお、このコーナーの本は、貸出手続きなしで後輩たちが自由に借りることができます。また、進学する学部の情報を素敵なPOPにまとめてくれた人もいました。後輩たちに暖かい思いのこもったバトンを渡すことができたと思います。本当にありがとう。

卒業式を終え、改めて伝えたいこと

マスクを着用しながら臨んだ32回生のみなさんの卒業式。例年より短縮された形で行われましたが、どんな気持ちで臨みましたか。まだ進路が決まっていない人も多く、様々な不安を抱えての卒業式だったかもしれませんが、みなさんを気持ちよく送り出してあげたいとの思いで、卒業式の準備を進めてきました。式当日の学年掲示板には様々な先生や後輩達からのメッセージでいっぱいでしたね。みなさんが温かい気持ちでこの日を迎えてほしいとの思いがいっぱい詰まったメッセージでした。たくさんの人の愛情を受け、この学び舎を巣立っていったみなさん。式の最後に「ありがとうございました!!」と大きな声で感謝を伝え、体育館から出て行く後ろ姿はとても頼もしく、あなたたちの3年間の成長を改めて実感することができました。とてもとても嬉しい気持ちで、心が満たされました。こちらこそと32回生のみなさんと出会えてよかったです。本当にありがとう。あなたたちの「感謝と決意」が伝わった 卒業式でした。

ところで、卒業式の最後にみなさんが退場する時に流れた曲を覚えていますか。昨年秋の芸術鑑賞会に来ていただいたTAEKO GLORYさんの「ひまわり」という曲です。この「ひまわり」の歌は、阪神淡路大震災後から20年間にわたって心の復興を願いながら歌い続けられており、東日本大震災の時にも仮設住宅で暮らす被災者のみなさんを励ました歌だそうです。退場の際の曲を学年団の先生と相談するなかで、この「ひまわり」の曲でぜひみなさんを送り出したいということになりました。あなたたちがそれぞれ歩んでいく人生には、色々な出来事があると思います。時にはうまくいかないこと、悲しいこともあるでしょう。そんな時、この歌詞のように、前を向いて日々を過ごしてほしいと強く願っています。みなさんの未来に心からのエールを送ります。

♪真夏の太陽と 向き合うひまわりに 負けないように 背筋を伸ばして 空に両手を拡げよう

私に出来なくて あなたに出来ること 足りないものが みんなあるから 誰かを想う愛になる

悲しい時は 泣いてください 嬉しい時には 歌をうたって

約束をして どんな時でも 決して決して うつむかないで