5月のGWを利用し、5月4.5日に岡山遠征を行いました。
5月4日は岡山高校・岡山作陽高校、5日は広島県立忠海高校・岡山商科大学付属高校と練習試合を行いました。
どの試合も接戦ではありましたが、あと一歩のところが届きませんでした。
・一つのアウト
・一つの進塁
・一球の打ち損じ
・一球の投げミス
投手は1試合に100~150球の投球を行い、約40人の打者と向かいます。
打者は1試合に3~5打席。ストライクは3球まで。
その一つ一つの積み重ねが試合です。どの一球も、後悔のない一球にしなければなりません。
そのためには、自分たちのやるべきことを明確にし、徹底していく必要があります。
目先の結果ではなく、その取り組みの内容を重視していきます。
今回の遠征、夜のミーティングの後には多くの選手が体育館で黙々とスイングをしていました。みんな夏に向ける想いは一つです。強くなりたい。
うまくいかないことも多くありますが、夏の選手権大会では、大きな花を咲かせてくれることでしょう!

遠征の翌日は上級生の試合の後に、1年生が三田西陵高校と初めての練習試合を行いました!会場は三田城山球場、スタンドには多くの保護者の方々、そして!なんと、お互いの上級生が応援歌を歌いながら声援を送りました。
この1年生試合は今年で3年目。毎年、白熱した試合になりますが、そこには1年生の「高校野球への覚悟」が見えてくる気がします。
軟式球から硬式球へ。中学の仲間が、高校ではライバルに!
1年生にとっては大きな価値のある高校初試合を行うことができました。その裏で応援・補助をしてくれた上級生への感謝も忘れてはいけません。ありがとう!
5月は育英高校・社高校と、この春季大会で県の2,3位という学校とも練習試合を行いました。結果は差を付けられての敗戦でしたが、「何が通用し、何が足りない?」「どうすればいい?」を考えることができました。
そこには、グランド整美をする姿、集合の姿勢、時間の使い方、取り組む表情。このチームが成長していくためのヒントがたくさんありました。
そこに気付いて→どう活かすか?が大事です。
知ることで満足。ではなく、「行動力」につなげていきましょう。
北摂三田高校の5月には北摂祭がありました。文化の部では、3年生の多くの部員が劇に出演し、会場を沸かせていました。体育の部では、リレーや綱引きで存在感を発揮している部員が印象的でした。玉入れの玉を数える役割も毎度のことながら、ちょこっと笑えます。学校行事でも、野球部のグラウンド同様に積極的になれる生徒は素敵です。クラスのメンバーから愛される選手・マネージャーであってほしいですね。
さて、怒涛の5月が過ぎていきました。6月になり、今は前期中間考査期間に入ります。グラウンドでの全体練習はありません。
しかし、7月の選手権大会はすぐそこに迫っています。その意識を持って、毎日を全力で過ごしていきましょう!
6月4日(日)に開催された「ちびっこベースボール塾」の様子は、次回ご報告させていただきます。
顧問
木地谷正也