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兵庫県教育委員会

記者発表

兵庫県立大学

ヘム濃度センサータンパク質の作動機序を原子レベルで解明~病原菌が毒を回避する生存戦略~

発表内容要旨

 兵庫県立大学大学院理化学研究科の澤井仁美助教を中心とした共同研究グループは、大型放射光施設「SPring-8」を利用して、病原菌がヒトなどの動物の血液から栄養として獲得した「ヘム」の濃度を制御するために用いる「ヘム濃度センサータンパク質」の立体構造を決定し、世界で初めてその作動機序を原子レベルで解明しました。この結果により、病原菌が感染先(宿主)の体内で生き残っていくために利用するシステムへの理解が進み、このシステムをターゲットにした新たな抗菌剤開発に貢献できる可能性があります。

 本研究の成果は、令和3年4月13日の日本時間18時付で、Nature Publishing Groupが発行する国際生物科学雑誌『Communications Biology』に掲載されます。