人と自然科 地域自然保護 里山管理体験

6月2日(火)人と自然科『地域自然保護』の授業で、里山管理実習を行いました。地域自然保護の授業では今年度も有馬富士公開セミナーと連携し、実習やプログラム作りを行っています。この日は、有馬富士公園周辺の里山管理を通して、自然の大切さや里山保全の重要性を伝えている団体『緑の環境クラブ』の方々の指導のもと、里山の管理実習を行いました。

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緑の環境クラブの活動紹介、今回お世話になる方の自己紹介の後、準備開始。軍手・ヘルメット・剪定ばさみ・のこぎりを装備し、マダニ防止のため、虫よけスプレーを吹きつけます。

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準備ができたら現場まで登山開始です。里山は本来人間の生活に欠かせない存在でした。台所やお風呂でお湯を沸かしたりするための炭や、暖房に利用する薪を手に入れるため、さらには農業を営むために腐葉土などを山から持ち出し、畑に施肥していました。結果的に人間がこまめに山に入り、管理を続けていたことで安定した状態が保たれていたのです。そして地面には一定の日光が降り注ぎ、多様な植物が生息できていました。
しかし、現在は日常生活で化石燃料、農業でも化成肥料を利用するため、山に入る必要がなくなり、山は荒れ果てています。笹が生い茂り藪となり、ひどい場所では不法投棄によりゴミ捨て場と化しています。
今回は生い茂っている笹を取り除くこと。そして樹木は常緑の樹を中心に取り除くことを目標としました。(里山管理は、冬に葉を落とし地表面に日光が降りそそぐ落葉樹を中心に残すのが基本だそうです。)生徒は指導員の方に道具の使い方や樹木の説明などを聞いた後、約1時間作業を行いました。

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作業中毛虫が出てきたり大変でしたが、ソヨゴやヒサカキなどの常緑樹を一生懸命伐採しました。伐採した木は分解しやすいように細かく切り、積み上げていきます。

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左が実施前。右が実施後の写真です。

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終了後はパークセンターに戻り、実習のふり返り。里山に生息している代表的な樹木の復習を行った後、生徒全員から作業を終えての感想を発表しました。作業の充実感・達成感を得ることができた。管理後は周囲が明るくなった様々な意見が出され、充実した実習となりました。

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緑の環境クラブのみなさん。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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