有馬高等学校が令和2年度グリーンスクール表彰校に選出

 11月19日(木)に兵庫県教育委員会より記者発表されましたが、有馬高校が令和2年度グリーンスクール表彰校に選出されました。この賞は環境保全活動など実践的環境教育を積極的に推進する活動において、特色ある優れた実践を行っている学校をグリーンスクールとして県知事から表彰されるものです。

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 今回、人と自然科学校設定科目『地域自然保護』の授業で取り組んでいる有馬富士公園での夢プログラムの取組みを中心に以下の内容を高く評価していただきました。(以下兵庫県教育委員会資料抜粋)

『持続可能な地域環境の創造』

 環境学習に関する特徴的な学校設定科目を設置し、全学年で継続的に環境について 学び活動する取組を行っている。『地域自然保護』の科目では県立有馬富士公園をフィ ールドとし、来園者や公園職員へのインタビュー、環境教育プログラムの体験を通し て、公園の魅力や改善点などの調査を行い、その結果を白地図にまとめ公園内に展示 するなど、実践的な活動に取り組んでいる。さらに、人と自然の博物館研究員から指 導助言を受けながら、里地里山をテーマとした公園の魅力をどのように伝えれば、来 園者の増加につながるのかを繰り返し検討し、来園者増加に向けたプログラム(夢プ ログラム)を立案し、実践を行っている。環境について3年間を通して系統的に学ぶ ことで自然保護の意識だけでなく、里山の管理への関心も高まっている。

 今年も以下の内容で頑張っています。今年度前半の活動紹介記事は以下の通りです。

学校設定科目 地域自然保護 授業スタート

有馬富士公園について知る

棚田の管理を通した夢プログラム体験

里山の管理を通した夢プログラム体験

公園の「いきもの」を捕まえまくる

天文を通したありまふじ夢プログラムを体験

中間報告会実施

 現在は実際に来園者に提供する夢プログラムを企画しています。テーマは有馬富士公園の利用が最も少ない世代である『高校生が有馬富士公園の魅力を感じることが出来る体験プログラム』です。そして12月には実際に高校2年生の後輩を有馬富士公園に招待し、自分たちが企画した夢プログラムを実践します。

 グリーンスクール表彰は兵庫県内の小・中・高・特別支援学校の中で14校しか選ばれない、大変名誉ある賞です。このような賞が受賞できたのも、何年にもわたってこの授業をサポートしてくださいました人と自然の博物館研究員の皆様、有馬富士公園の職員の皆様、行政の皆様、公園で活動されている先輩夢プログラムの皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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