人と自然科 農業クラブ 新しい農業を目指す高校生等の集いに参加

 11月19(木)養父市ビバホール(養父公民館)にて、第55回新しい農業を目指す高校生等の集いが開催され、有馬高校人と自然科からも17名のクラブ員(生徒)が参加しました。

 この事業は県内に11校ある農業学科を持つ高校、そして兵庫県立農業大学校の生徒が集い、地域で先進的な取り組みを行っている先輩農業者を囲み質疑応答・討論を行うことで将来の進路に生かそうという会で、県内から就農や農業関連産業への就職に興味を持っている生徒が集まりました。今年度は新型コロナウィルス感染拡大により、参加人数が制限されるなど規模も縮小。さらに、中止となった農業高校の甲子園、インターハイとも呼ばれている農業クラブ県大会の代替大会として、プロジェクト発表会・意見発表会が同時開催されました。

農業クラブ県大会代替大会 意見発表会本校生徒最優秀賞受賞に関する記事は、別途こちらにまとめました。

 会場でもマスクの着用、手指消毒、そして座席も間をあけて座るなど感染対策が徹底されていました。

 開会式では兵庫県学校農業クラブ会長挨拶の後、会場のある養父市長や兵庫県農業青年クラブ連絡協議会の会長様からの励ましの言葉を頂きました。特に青年クラブ会長の吉田様の『農業経営に必要なものは直観力であり、作物の状況はもちろん、新型コロナウィルス感染が拡大している今も店頭価格などマーケットの状況などもしっかり観察し判断する必要があります。今日の集いでは縦と横のつながりをしっかり築いてください』との激励の言葉が印象に残りました。

 開会式終了後は分科会です。花き・水筒・果樹・畜産・野菜の5つの分科会に分かれ、先輩農業者との座談会を行いました。参加した本校生徒は全員真剣にメモを取り積極的に質問していました。

 本校生徒が司会を務めた第1分科会は養父市で花き農家を営んでいる杉本さんです。杉本さんは春はガーデンシクラメンやリンドウ、秋はルピナスやダイアンサス類など20品目の花壇苗栽培を営んでおられます。販売方法や質の高い花き生産方法など具体的な質問が多くみられました。

 第2分科会の先輩農業者は豊岡市で水稲と15ha、菌床しいたけ2600床を栽培されている成田さんです。成田さんは豊岡市で積極的に行われている『コウノトリを育む農法』を先駆的に取り組んでおられます。生徒からはコウノトリを育む農法の特徴である無農薬栽培についての質問が多く出されました。

 第3分科会の先輩農業者は美方郡香美町でナシを中心に果樹を栽培されている田門さんです。但馬農業高校、鳥取県立農業大学校を卒業されたあと、自分で考えて仕事ができる仕事として農業を選んだそうです。生徒からは6次産業化や自然災害が起きた時の収入変化についてなど具体的な質問が多く出ました。

 第4分科会の先輩農業者は美方郡香美町で繁殖和牛115頭を飼育されている森脇さんです。但馬農業高校を卒業後、会社勤務を経て家業の継ぎました。特に品評会で優秀な成績が取れ、名前が残せたことなどが農業にやりがいにつながっていることなど、夢を持ってやることの大切さについて熱い話をいただきました。

 第5分科会の先輩農業者は朝来市山東町でトマトやイチゴ、メロンなどを栽培されている坪井さんです。元証券会社に勤めていた坪井さんは基盤のあった実家の農業を継ぎ兵庫県青年農業士になりました。無農薬で栽培しているトマト栽培ではコンブやにがりを多く含むこだわりの有機質肥料で栽培していることなど、環境にやさしい農業経営について詳しくお話していただきました。

  午後からは、農業クラブ県大会代替大会。本校からは意見発表会に出場し、見事最優秀賞を受賞しました。

農業クラブ県大会代替大会 意見発表会本校生徒最優秀賞受賞に関する記事は、別途こちら

分科会の後は全体会。兵庫県若手地域農業リーダー育成ブラジル研修の報告

兵庫県立農業大学校の紹介や森林大学校の紹介、

新規就農に向けた兵庫県のサポート体制などの紹介がありました。

 閉会式では、兵庫県学校農業クラブ連盟副会長、そして成人副代表から本日の大会の成功と運営への感謝、そして来年度兵庫県で開催予定の日本学校農業クラブ全国大会成功にむけて兵庫県連盟が一丸となって頑張りましょうとの挨拶がありました。

 最後は参加者全員で、FFJの歌(全国の農業高校生が歌える歌)を斉唱・・・と言いたいところですが新型コロナ感染予防のため、心の中で斉唱しました。

 参加したみなさん。将来の進路実現にの参考にしてください。運営を担った但馬農業高校の皆さん。新型コロナウィルス感染対策を行いながらの運営ご苦労様でした。ありがとうございました。

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