人と自然科 第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会 1年前イベント開催

 有馬高校人と自然科のように全国の高校で農業を学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが各種競技会です。この大会は校内大会、県大会、近畿大会と続き、最後には日本学校農業クラブ全国大会につながります。別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれており、9万人の頂点を目指す、農業高校生あこがれの場です。

昨年の全国大会出場記事はこちら

 その全国大会が来年10月に72年目にして初めて兵庫県で開催されることが決まっており、有馬高校は『意見発表会』の競技運営担当校を務めます。いよいよ1年前となったこの日、全国大会1年前イベントを開催し、会場となった玄関ピロティーには多数の生徒、職員が集いました。

 開式の言葉の後、まずは生徒実行委員長あいさつ。吉本委員長から「いよいよ大会まで1年前となりました。今年中止となり悔しい思いをした、静岡大会実行委員の生徒の分まで一生懸命頑張って準備を行い、大会を成功させましょう。」との力強い言葉がありました。

 続いて大会実施委員長あいさつ。奥田校長先生から「農業クラブの大会は農業高校生にとってなくてはならない大切な活躍の場です。吉本実施委員長のリーダーシップのもと、生徒職員が一丸となって大会まで準備を進めていきましょう」とのお言葉を頂きました。

 次はいよいよカウントダウンボード除幕式です。夏休み前からデザインを考え、実行委員の生徒が作ってきたカウントダウンボードです。「1・2の3」で、農業高校生らしく黒マルチをはがしました。

 有馬高校の生徒がデザインした大会キャラクター「たまもー」があしらわれた素晴らしいカウントダウンボードですね。365日という残り日数に身が引き締まります。会場は大きな拍手につつまれました。

 最後はFFJの歌斉唱。全国の農業系高校で歌われる農業クラブ連盟歌です。大声で・・・と言いたいところですが、今回も新型コロナウィルス感染予防のため、心の中で大合唱しました。

 残り1年、生徒職員一丸となり、大会を成功させるため準備を進めていきましょう。中学生の皆さん、人と自然科に入学し先輩方と一緒に是非全国大会を運営し、全国のレベルの発表を間近で見たり、全国の農業高校生と交流してみませんか?みなさんの人と自然科入学を、優しい先輩方がお待ちしています。

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