人と自然科 ガス溶接技能講習実施

 人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施しています。8月前半に行ったフォークリフト技能講習に続き、8月8日(土)と17日(月)には、ガス溶接技能講習の資格取得講習が行われ、1.2年生の希望者20名が挑戦しました。

 初日はキャタピラー講習所の講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習を行いました。今回もソーシャルディスタンスを保つため、長机1つに1人、2メートル以上の間隔を開けました。

具体的にはガス溶接等に用いる可燃性ガスおよび酸素の知識として、今回使用する可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心に、それぞれのガスの性質や発火温度、比重、発熱量などについて、ガス溶接など装置の構造と取り扱いとしてガス容器(ボンベ)や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、ガス溶接などの作業における危険性として、火災や爆発の災害事例やその防止方法・・・

などについて教本やスライドはもちろん、実際に使用する機械の部品や映像、動画などを見ながら、丁寧に教えていただきました。最終日には筆記試験があり、不合格の場合は補講を受け、追試を行う必要があるためみんな真剣に話を聞いていました。

2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。

まずは前回に続き学科講習1時間。労働安全衛生法などの法令について、事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどを学びました。このことは普段の農業実習にもつながりますね。

そしていよいよ学科試験。(職員も)緊張です。

結果は全員合格。ほっと一安心です。そしていよいよ実技講習に移ります。ヘルメットを受け取り、準備しましょう。

まずはガス溶接機械の説明と、圧力調整器、ホース、吹管のつなぐ手順を学びます。

ガス漏れがないか石けん水を吹きつけて確認するなど、とにかく安全第一で進めていきます。学科講習で学んでいましたが、やはり実際にやってみるのとは全然違いますね。他の人が実習している姿も見て学びます。

器具の取り付け手順を覚えたら、いよいよ実践です。まずは安全靴。革製のエプロン、足カバー、手袋を装着し、目を保護するため、保護めがねを着用します。

点火用ライターで着火。大きくあがった炎の様子を見ながら、手元で酸素量を調整していきます。

そしていよいよ鉄の切断です。ゆっくりまっすぐ鉄との距離を一定に保ちながら進めていきます。

そして後半は鉄の接合です。2枚の母材(鉄の板)をくっつけていきます。

他の人が実習している姿を見るのも勉強です。

最初は講師の先生のサポートを受けながらの実習でしたが、徐々に技術を習得し、実技講習の最後には一人で溶接作業ができるようになりました。

5時間の実技講習も無事終了し、全員がライセンスを取得することができ、センター長から直接修了証が手渡されました。

最後にセンター長より、ガス溶接作業の危険性について再度お話がありました。もし事故が起こった場合重大な被害が出る恐れがあること、それを防ぐために将来ガス溶接の作業につく場合は、今回学んだ安全に関するチェック項目、とくに作業に合間にはかならずバルブを閉めることなどを実践してほしいとの言葉をいただきました。

センター長の『ご安全に!!』のことばに続き全員で大きな声で『ご安全に!!』のことばで返し、講習を締めくくりました。

2日間、猛暑の中の講習でしたが、全員元気に終えることができました。9月には夏休み短縮により実施できなかった、チェンソー特別教育が実施される予定です。人と自然科の特色を活かし、卒業後の進路実現に向けスキルアップしていきましょう。

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