人と自然科 実習始まりました その2(ブドウ ジベレリン処理)

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、長期間休校が続いていました。生徒は農場の様子をYouTubeにアップされた動画で学んでいましたが、やはり実際に実習しなければ理解できませんし、技術も習得出来ません。

6月に入り分散という形ですが少しずつ生徒が学校に登校できるようになり、人と自然科の農場にも生徒の姿が戻ってきました。(4月から約2ヶ月、農場の先生方ですべての管理を行っていました。農場の先生方は朝から晩まで農場で頑張っていたので、例年にも増してみんな日焼けし、真っ黒です。)

有馬高校のブドウ畑も賑やかになってきました。ブドウも順調に生育しています。

人と自然科では1年生で「ベリーA」、3年生で「ピオーネ」の栽培を実践的に学ぶことができます。6月上旬にはジベレリン処理を行いました。ジベレリン処理はブドウを無核化(種なし)にする重要な作業です。ベリーA、ピオーネとも栽培期間中2回実施します。(1回目は無核化、2回目は肥大が目的で行います。)

2回目のポイントは、まずは房に付いている花がら(花冠)を落とします。これは液が吸収し,カビが発生し、病気を防ぐためです。

次はいよいよ液につけます。そのときカップの中で房を揺すります。これにより粒に付着した気泡を浮き上がらせ、まんべんなく液を付着することが出来ます。

最後のポイントは、房の軸を軽くたたき、余分な液を落とします。これにより乾燥し濃度が高くなったために起こる薬害(火傷のようになる症状)を防ぎます。

約1時間で実習は完了です。(1回目のジベレリン処理は農場の先生方だけで行ったので、約8時間かかりました)ジベレリン処理が終わった生徒は枝の管理を行いました。

人と自然科ではブドウの栽培においても自分の担当区が設けられており、生徒は放課後も農場に足を運び自主的に管理を行っています。そして収穫したブドウは有馬高校人と自然科、総合学科の生徒、保護者限定で9月上旬に販売会を開催します。毎年たくさんの方が販売会に来てくださいます。今年も販売会が開催できれば・・・と心から願っています。

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