人と自然科 実習始まりました その1(農業と環境 スイートコーンの管理)

 新型コロナウィルス感染拡大防止のため、長期間休校が続いていました。6月に入り分散という形ですが少しずつ生徒が学校に登校できるようになりました。そして人と自然科の農場にも生徒の姿が戻ってきました。(新聞やテレビなどでも全国の農業高校がどうにか踏ん張っているというニュースが取り上げられていましたが、有馬高校でも4月から約2ヶ月、農場の先生方ですべての管理を行っていました。)

 人と自然科1年生「農業と環境」の授業では、スイートコーンの栽培、管理を生徒にバトンタッチしました。授業では2週間(2班)にわけてスイートコーンの間引き、除げつ、誘引作業を行いました。

まずは間引きです。間引きとは発芽した芽をすべて育てずに、必要なものを残し取り除く作業、別名「命のオーディション」です。発芽しなかったり途中で枯れたりすることも想定し、一つの植え穴に3粒播種、栽培していたスイートコーンをこの日は一本に絞りました。

少しかわいそうですが、これも品質のよいスイートコーンを収穫するために必要な作業です。生徒は一株一株状態を確認しながら、良い株を残して間引きを行いました。

次に除げつです。スイートコーンのようにイネ科の植物は株の根元の成長点から分枝が出てくる性質を持っています。このことを分げつといいます。(下写真参照)この分げつを取り除く作業を「除げつ」といい、有馬高校のように分げつを取り除く栽培方法を除げつ栽培、そのままにしておく栽培方法を無除げつ栽培といいます。

そして最後は誘引です。支柱に麻ひもを張った誘引線にテープナーで固定していく作業を誘引といいます。これにより強風による倒伏を防ぎます。

約1時間で作業は終了。左が実習前、右が実習後です。すっきりしましたね。

農業と環境では、スイートコーンで自分の担当区が設けられており、生徒は放課後も農場に足を運び自主的に管理を行っています。7月末の収穫が今から楽しみですね。

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