12月22日(日)人と自然科農業クラブ役員1、2年生9名が篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇植え付け交流を行いました。農業クラブでは10年前からこの活動を年3回行っており、今年度最後の活動です。
この日の天候は曇り。霧も発生し少し肌寒かったです。自分たちで栽培したパンジー・ビオラ、デイジーの草花苗約1200鉢を持参しました。
まずは土づくり。2年生の先輩が先発隊として先に到着し、肥料を施し、耕運機で攪拌し植えやすいようにレーキなどで平らにしていきました。
そしてデザインを考えていきます。
丹南精明園では大小4つの花壇と玄関わきのプランタの装飾を担当させていただいています。3班に分かれ、それぞれの花壇で2年生の先輩が指揮を執り、考えたデザインのとおりに1年生と一緒に苗を置いていきました。
入口中央の大きな花壇は、多色あるパンジーとビオラの特色を活かしモザイク模様に、そして中花壇は熊のキャラクターをイメージして、小花壇はグラデーションを活かしたデザインに配置しました。
花壇苗を並べた後は、いよいよ入所者の方の出番です。一緒に花壇苗を定植していきます。
苗をポリポットから取り出した後、根の部分が地上に出ないように丁寧に定植方法を教えながら一緒に作業を進めていきます。
約2時間30分で作業は終了。最後に農業クラブ会長自ら『有馬高等学校 協同植栽』の看板を立てて終了です。味のある古い看板がこの活動の歴史を物語っていますね。
完成した花壇はこちら
とってもきれいですね。最後に恒例の記念写真です。
3回にわたる交流活動はとても充実したものとなりました。丹南精明園の皆さま本当にありがとうございました。
次回は来年6月。4月に入学してくる新1年生を加え伺う予定です。中学生の皆さん。ぜひ人と自然科に入学し、農業クラブの一員として一緒に農業を通したボランティア活動を楽しんでみませんか?皆さんとお会いできるのを心から楽しみにしています。