人と自然科 2年生校外学習

阪神農業改良普及センターのご協力のもと、2年生対象に県内の先進地農業研修を実施しています。

学校施設では学ぶことができない、地元農産物販売の現状や、先進的な農業の生産現場、および園芸を広く普及する拠点として設置された公共施設の見学を通して農業の見識を深めます。

研修先はパスカルさんだ1番館(農産物直売所)、フラワーセンター(園芸植物展示施設)、(株)ネクストファーム(大規模トマト栽培施設)の3か所です。

まずはパスカルさんだです。本校の卒業生である副店長に説明をしていただきました。

dscn1190

流通に関する内容で、農家が出荷した農産物を各店舗に陳列するまでの流れや苦労している点などを話してもらいました。今年は野菜の出来が良かったようで、価格が下落してしまい、いかに高く売るかということに苦心されたようです。

dscn1198  dscn1208

パスカルさんだの年間売上は約10億円あるそうで、副店長として切り盛りされている卒業生を尊敬のまなざしで見ていました。販売の知識だけでなく、各農家や店舗の人たちとの調整能力など、学校では学べない実情を知ることができました。

バスに乗り次に移動した先は、県立フラワーセンターです。同じ県内の施設なのですが、多くの生徒が初めて訪れたようで、園芸の展示方法や学校では見られない花に興味を持ったようです。

dscn1213  dscn1220

2班に分かれて園内施設の植物の説明をしていただきました。そのお一人が、食虫植物における第一人者で、全国各地で講演を行ったり、メディアにも出演されている方でした。

dscn1228  dscn1237

フラワーセンターで栽培されている球根ベゴニアやイワタバコ科のストレプトカーパス、アキメネス、そして、食虫植物は国内でも有数のコレクション数を誇っています。それだけでも見どころ満載です。

植物の生態や特徴を、わかりやすく、面白く説明していただいたので、生徒も興味が持てたのではないでしょうか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

昼食をフラワーセンターでとり、最後にネクストファームに向かいました。

平成27年度の次世代施設園芸導入加速化支援事業として、トマトの大規模栽培施設がスタートしました。栽培と集荷の施設を合わせ、4ヘクタール(幅約300m、奥行約120m)の規模を誇っています。年間約900トンのトマトを生産し、関西各地に出荷されています。

dscn1244 dscn1247

トマトは8月20日頃に植えられており、ちょうど2~3段目が開花していました。これから来年の7月下旬まで栽培を続けるそうです。ミニトマトは最大40段にもなるそうです。(通常のトマト栽培は7段ほど)

施設は気温、湿度、二酸化炭素濃度、日射などを制御し、作物の生育環境を最適化して生産性の向上や合理化を図っています。養液栽培のシステムで、もちろん肥培管理もコンピュータ制御となり、データを見える化したICT農業なのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

とにかく規模が半端なく、トマトの生産工場です。学校では見ることのできない施設を見学でき、有意義な研修となりました。

dscn1269

この研修で得たことを、今後の学校での取組に活かしてほしいと思います。

 

 

 

カテゴリー: 73回生, 人と自然科   パーマリンク

コメントは受け付けていません。