8月31日(土)人と自然科農業クラブ役員1年生~3年生12名が篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇植え付け交流を行いました。農業クラブでは10年前からこの活動を年3回行っており、6月に続き、今年度2回目の活動です。
この日は自分たちで栽培したマリーゴールド、ペチュニア、ベゴニア、サルビア、トレニア、アゲラタム、ジニアなどの草花苗約1000鉢を持参しました。
まずは土づくり。肥料を施し、耕運機で攪拌し植えやすいようにレーキなどで平らにしていきます。
そしてデザインを考えていきます。丹南精明園では大小4つの花壇と玄関わきのプランタの装飾を担当させていただいています。今回は10月から3年生のバトンを引き継ぐ2年生と1年生の生徒を中心にデザインを考えることにしました。
丹南精明園では9月29日(日)に学園祭が開催される予定です。その頃満開になることを計算し、デザインします。
入口中央の花壇は、ペチュニアやサルビアで大小の円を散らばせ、間をマリーゴールドで敷き詰めるデザインのようです。そして中小の花壇とプランタは、横ライン上に流れるようなデザインを考えました。
デザインが決まると花壇苗を並べていきます。
そして入所者の方お待たせしました。一緒に苗を定植していきます。
移植ごての使い方や植穴の深さなど、丁寧に教えながら一緒に作業を進めていきます。
作業が進むうちに会話も少しづつ増えてきて楽しくなってきました。
数日前の天気予報では雨の予報でしたが、当日になると天気は快晴。(有馬高校人と自然科では有名な話ですが、農業クラブ顧問N先生の晴れ男パワーはさすがですね。)暑い中、約3時間で作業は終了。苗が活着(新しく土中に根付くこと)するようにしっかりかん水しておきましょう。
最後に恒例の記念写真です。
次回は12月頃に冬、春に花壇に向けた植栽に伺います。お世話になりました。ありがとうございました。