8月21日(水)~22日(木)奈良県総合福祉センターにて第67回近畿学校農業クラブ連盟大会が開催され、7月の兵庫県学校農業クラブ連盟大会意見発表会にて最優秀賞を受賞した國吉来夢さんが、兵庫県の代表選手として出場しました。農業クラブ連盟大会は別名「農業高校の甲子園」「農業高校のインターハイ」とも呼ばれており、全国の農業高校に所属する約9万人の生徒は10月に開催される全国大会に向け、日頃学んでいる農業に関する知識や技術、研究成果を競い合います。
この日ははるばる奈良県まで、校長先生、そして農業クラブ会長が國吉さんの応援に駆け付けました。(ちなみにご家族の方も応援に来られていました。ありがとうございました。)
まずは開会式。
近畿ブロックに所属している2府4県の連盟旗入場です。
開会式の後早速競技開始。この日は日頃の研究成果を10分以内で発表するプロジェクト発表会と、学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する意見発表会が行われ、各府県大会で最優秀賞を受賞した生徒が近畿ブロックの代表枠1つを争いました。
本校から出場した國吉さんは分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)に出場。タイトルは「想いをカタチに」
県大会よりもさらにレベルの高い発表を行うことができ、発表後の質問にも的確に答えていました。
競技会が終わりホッと一息。宿舎に移動し、他府県との交流です。
夕食ではお互いの発表内容を振り返ったり、普段の学校での出来事などを情報交換していました。(明日の大会式典まで結果が分からないので、お互いの順位も予想し合っていました。)
夕食後も府県を超えて遅くまで話をしていたようです。このように全国の農業高校生と交流できるのが農業高校、農業クラブの魅力ですね。
日は変わり、大会2日目です。大会会場に移動しいよいよ結果発表です。
なんと本校から出場した國吉さんが最優秀賞を獲得。10月22日~24日まで宮城県で開催される第70回日本学校農業クラブ全国大会南東北大会に、近畿ブロックの代表として出場が決まりました。有馬高校人と自然科としては5年ぶりの快挙です。
近畿学校農業クラブ連盟より賞状とトロフィーを、そして毎日新聞社より賞状と盾を頂きました。
表彰後は代表者発表です。すべての参加者の前で発表しました。数えきれない練習に裏付けられた國吉さんの素晴らしい発表に、会場にいた多くの観客が引き込まれ、発表後は大きな拍手が沸き上がりました。
式典の最後には2府4県の連盟旗が退場し、大会は成功裏に終了しました。運営を担当された奈良県連盟の皆さま、本当にありがとうございました。
最後に最優秀賞を受賞した喜びを、苦楽を共にした顧問の先生と一緒に1枚。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。すでに農業鑑定競技会で全国大会出場を決めている大野さんとともに、全国大会での最優秀賞 全国制覇を目指し頑張りましょう。1.2年生の皆さんも大活躍の先輩を目標に、日々の授業や実習を頑張っていきましょう。これからも人と自然科の活躍にご期待ください。