人と自然科 アーク溶接特別教育 資格講習実施

7月24日(水)~26日(金)ア-ク溶接特別教育に関する資格講習が実施され、人と自然科で資格取得を希望する1年生~3年生までの生徒26名が挑戦しました。

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人と自然科では、ビジネス文書実務検定試験(ワープロ検定)や漢字検定など一般的な検定だけでなく、農業系や建機系など普通科では取得できない様々な資格取得が可能です。今回挑戦したアーク溶接特別教育は、造船業、建設業等をはじめとする幅広い業種において行われている、金属の溶接・溶断等を行う作業です。電気の力で鉄と鉄を融接していきます。将来ア-ク溶接機を用いて金属の溶接、溶断等の作業に従事する場合には、労働安全衛生法の規定により所定の特別教育を修了した有資格者であることが必要です。

24日(水)、25日(木)はキャタピラー教習所の講師の方に有馬高校に来ていただき、座学(一部実技)講習を行いました。

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テキストや実物の道具、映像を使い、アーク溶接の基礎知識や電気に関する基礎知識、安全装置や作業方法、そして最も大切な災害の防止について講義をいただきました。講師の方からは、技術はもちろんのこと、自分、家族の為にも絶対に感電ややけどなどの事故を起こしてはいけないと繰り返しお話がありました。2日間の座学でしたが、みな真剣に話を聞いていました。

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最終日の26日(金)はキャタピラー教習センターに移動し、実技講習です。

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まずは身だしなみから。溶接中に飛び散る高温のスラグから身を守るため、皮のエプロン、足カバー、手袋を装着。またヒュームと呼ばれる粉塵を吸い込まないようにマスクを装着し、最後にアーク光から目を守るために保護面を付けます

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準備ができたら電源を入れいよいよ実技に入ります。感電の可能性もあるため、緊張が走ります。

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まずはアーク溶接の基本、ビードを作っていきます。溶接棒ホルダーに溶接棒をはさみます。

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母材となる鉄板に溶接棒の先端をくっつけたら電機が通電しアークが発生します。最初は講師の先生と一緒に実習を行い感覚を体に覚えさせます。

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そして溶けてだんだん短くなっていく溶接棒と母材の間隔を一定に保ちながら一直線に横に進めていくと、ビード(ストリンガービード)が完成します。

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今回受講した生徒は、なかなかセンスがあるようで、あっというまに講師の先生の手助けなしでもうまくビードが作れるようになりました。また、実習を待っている生徒も積極的に見ることで技術を向上させていました。

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昼食を挟んで午後からは、難易度を挙げてすみ肉溶接にも挑戦しました。直角にある母材を溶接していくもので少し高度な技術が必要となります。

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つなぎ目に1パス目のビードを形成させ、その両端にも2パス目、3パス目のビードを形成させて溶接します。

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やはり今年の受講生はセンスがあります。とっても上手です。

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また、慣れた生徒はウィービングビードと呼ばれる、溶接棒を左右(上下)に振りながら動かし幅広のビードを作る溶接法も学んでいました。

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充実した講習はあっという間に終了し、受講した26名全員がライセンスを取得することができました。

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来週7月29日(月)には刈払機の操作に関する安全衛生教育講習が実施されます。将来に向けスキルを向上させていきましょう。

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