令和元年6月7日(金)~9日(日)に神戸常盤アリーナに於いて、
第63回 兵庫県高等学校総合体育大会 空手道大会
が開催されました。
1日目 ― 形競技(個人・団体)
今大会より、フラッグ制から得点制に変更されました。
女子個人形では、2年 東山がブロック内で上位4名に入り、2回戦に進出しました。
形競技で、初心者が経験者に追いつくことはなかなか難しいですが、自分たちにできる最高の演武を目指して今後も精進して参ります。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/soutai/201906/0012418980.shtml
(神戸新聞)
2日目 ― 組手競技(個人)
東山 3回戦進出 対 神戸龍谷
前年の大会で準優勝した相手です。結果惜しくも敗れてしまいましたが、相手からポイントを奪うこともでき、手応えのある試合でした。一年間でここまで伸びるものかと、感心しました。
3日目 ― 組手競技(団体)
〇男子
1回戦 有馬 3―2 滝川第二
2回戦 有馬 1-4 神戸科技
1回戦
先鋒 主将の安東が2分フルタイムの試合時間のところ、開始後ものの30秒で8ポイント差をつけ勝利。入部当時からは考えられないほど、立派な組手をみせてくれました。彼の滲み出る思いには感動をおぼえました。
次鋒 1年生の古門も先鋒の勢いに続き、勝利。
1年生から戦力となり、チームに貢献しました。
中堅が引き分け、3対2で有馬が勝ちました。
2回戦
本大会で優勝した神戸科学技術高校と対戦。
強い相手でしたが、果敢に立ち向かいました。
2年 羽井佐はきれいな中段蹴りを決め、会場を沸かせました。
さらに、1年 吉原は相手の技を避けきり、相手の反則で、有馬は一勝しました。
男子は人数不足のためこれまで団体戦に出場できていませんでしたが、3年生の最後の大会で出場することができて良かったです。
〇女子
1回戦 有馬 2―3 神港学園
対戦相手は全員ガッツリ経験者、全国大会にも出場経験のある選手5人が揃う中、全員初心者の4名で試合に臨みました。ちなみにうち1名は3年生マネージャー。後輩に伝えたいものがあり、自ら最後の試合に出場することを決意。
次鋒 2年の東山が勢いで相手を圧倒させ、勝利。
副将 3年 谷(マネージャー)は相手に怖じる姿を全く見せることなく、強い思いを前面に出して戦い、ミラクル!!!上段蹴り一本(3点)を取りました。相手も攻めて追い上げてくる中、最後まで強い気持ちで戦い抜き、勝利しました。マネージャーが実力選手に勝つことがあるのでしょうか。本当に感動的で、思い返すたびに胸が熱くなります。
この大会で、1・2年生は先輩から学びました。
「不可能と思われることも、強い思いや気持ちがあれば、実現できる」ということを。
感動の引退試合となりました。
最後に、会場に足を運んで下さった4代にわたるOB・OGの方々、OGの保護者様、選手の保護者の方々、温かい声援を本当にありがとうございました。これから気持ち新たに、主将 東山、副主将 難波の新チーム6名で、近畿大会出場を目標に鍛錬を積んでいきます。
『 順道制勝 』