5月9日(木)人と自然科農業クラブの会長・副会長3名が、兵庫県学校農業クラブ連盟第1回理事会・評議員会に出席しました。
人と自然科のように、全国の農業に関連する学科で学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属します。そして全国の農業高校生と交流したり、農業について学んだことを全国約9万人の農業高校生と競い合う各種競技会に挑戦したりしています。
この日は兵庫県内の農業クラブ(農業系高校)11校の代表が今年度兵庫県学校農業クラブ連盟の事務局を務める上郡高校に集い、1年間の活動計画や予算案、3年後に兵庫県で開催される全国大会の準備などについて話し合いました。
まずは今年度最初の会議ということで自己紹介です。趣味や特技などを交えながらお互いの情報交換を行いました。
いよいよ会議に移ります。まずは理事会。各校の農業クラブ会長が議論します。
昨年度の兵庫県学校農業クラブ事業報告、会計報告、今年度の事業計画、予算案、県大会の実施計画などが提案され、賛成多数で承認されました。
また、今年度の近畿連盟大会、兵庫県連盟大会で使用する大会スローガン、シンボルマークを選びました。各校が持ち寄った作品から、理事の投票で決定します。投票を前に慎重に各校からの作品を確認します。
投票の結果、今年は県大会のスローガンとして有馬高校が提案した
一期一会 農クを通した一つ一つの出会いを大切に!
が採用されました。そして近畿大会のスローガンとして有馬高校が提案した
歴史ある農クに 新しい『令和』の風を
が兵庫県の代表作品として採用され、今月末に奈良県で開かれる近畿連盟第1回理事会に兵庫県の作品案として提案されることとなりました。
そして、6月6日に開催されるリーダー講習会のクラブ活動発表順の抽選も行われました。会長の手にゆだねられた抽選の結果は・・・
なんと11校中発表順1番でした。
理事会終了後は評議員会です。先ほど提案された理事会の内容が再度議論され、全会一致で承認されました。
お弁当をはさみ午後からは交流会です。
いす取りゲームや巨大トランプをつかった神経衰弱などを通して、11校の農業クラブ員(農業高校生)が交流を深めることができました。
充実した時間も終わりに近づきました。最後は恒例のFFJの歌斉唱です。
現在放送中、朝の連続テレビ小説『なつぞら』でも話題となったFFJの歌は、全国の農業高校生が歌える農業クラブ連盟歌です。広瀬すずに負けないテンションで熱唱しました。
この会議からいよいよ今年度の農業クラブ活動がスタートします。講習会や各種競技会を通して、他校と交流を深めたり、農業クラブの3大目標である科学性・指導性・社会性を養いましょう。