人と自然科1年生 先輩(若手)農業者特別授業開催

1月17日(木)人と自然科1年生の生徒を対象に、先輩(若手)農業者特別授業が実施されました。この授業は阪神農業改良普及センター様と連携させて頂き、地域で活躍されている農家の方をお招きし、直接講義を頂くことで、将来の就農・進路につなげようという取り組みです。6月には3年生、そして9月には2年生を対象にバスによる先進地見学を実施、今回が3回目となります。

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この日は三田市でトマトやキュウリなどを中心に栽培されている専業農家 田村康幸先輩です。

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田村先輩は非農家のご家庭に生まれ、様々な職業を経験した末、本当にやりたい職業が農業だと気づき、新規就農された経歴を持つ先輩農業者です。

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講義では、農業を職にしようと決意されてから親方農家で修行を行い、そして独立するまでのプロセスを丁寧に説明していただきました。

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独立までの道のりで様々な人とのつながりができていったようですが、最大の出会いはやはり修行先の親方農家さんだそうです。農業について全く知識がなかった田村先輩に技術や知識、水利などのルール、人脈や販売先まで本当に親身になって指導して下さったとのこと。親方農家さんとの出会いがなければ農業をしていないと言い切っておられました。そして人との出会い、つながりを大切にしてほしいとアドバイスもいただきました。

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そして実際に独立就農されてからの苦労も話をしていただきました。特に結婚される前はおひとりで経営されていたそうで、寝る時間を削って収穫に追われたことや体調を崩したときに収入がなくなるリスクなど本音で話をしていただきました。さらに様々な失敗もあったようですが、生徒には失敗を大切にしてほしいというメッセージもいただきました。

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最後に実際に農業という仕事をしている先輩として、農業の魅力を教えていただきました。気象災害はあるものの、一生懸命頑張れば頑張るほど成果が返ってくる楽しみ、充実感。そして自分が栽培した農作物を家族をはじめたくさんの人が喜んで食べてくれることへの満足感。さらに農業をする中でたくさんの人とつながりが増えたこと(地元よりも現在活躍されている三田のほうが知り合いが多いそうです)など、今農業を真剣に学ぶ人と自然科の生徒に心強いメッセージを頂きました。

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今の人と自然科1年生にも将来農業や農業関連産業に就きたいという生徒が多くいますが、ほとんどの生徒が非農家の生徒のため、大変興味深い話だったようで、皆真剣に話を聞いていました。

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そして終了後にも『独立して収穫ができるまでどのくらいの期間が必要か?』『今まで栽培した作物の中で、消費者に最も好評で、経営的に有利であった作物は何か?』など田村先輩への具体的な質問が多く飛び出しました。

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(ここに書き切れないのが残念ですが)そのほかにもたくさんのことを先輩から教えていただきました。今日の授業がこれからの進路実現に向け、本当に役に立つ時間であったと思います。田村康幸先輩、そしてこのような授業を提供してくださいました阪神農業改良普及センター様、本当にありがとうございました。

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