人と自然科 農業女子との交流会に参加

8月30日(木)農業女子との交流会が県立農業高校で開催され、本校人と自然科3年生の女子生徒2名が参加しました。

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農業といえば『男性の仕事』というイメージがあるかもしれませんが、実は日本の農業従事者の半数は女性なんです。有馬高校人と自然科のように農業を学ぶ学科を持つ高校も、数十年前とは異なり、女子生徒の割合が多くなっています。この日は兵庫県で活躍されている女性農業従事者が結成している『ひょうごアグリプリンセスの会』が主催し、未来の女性農業者を育てる農業女子との交流会が開催され、県内の女子農業高校生が集いました。

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ひょうごアグリプリンセスの会代表 農事組合法人きすみの営農 藤尾様、県立農業高等学校長太古先生にあいさつを頂いた後は、実際に活躍されている女性農業者の経営紹介を2ついただきました。

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篠山市で『農事組合法人ナチュラルハーモニー』を経営されている湊 友加さんは、水稲、黒大豆、野菜、ブドウなどを20ha以上の農場で栽培されています。消費者に安全なものを提供し、生産者と消費者の調和のとれた関係を目指しておられるそうです。そして常に10年先を見据えた栽培方法を取り入れておられました。さらに先日の台風も含め、自然災害で大きな被害を受けたときのこともお話しいただきました。自分が栽培した農作物を待っている消費者を思い、奮起しているとのことでした。

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また、宍粟市で水稲、野菜などを栽培、加工品も手掛けている藤木農園 藤木悦子さんからもお話を頂きました。北海道がご出身の藤木さんは兵庫に来られて消費地が近いという特徴を活かした農業経営を展開されていました。また、3K(きつい、きたない、きけん)と言われる農業のイメージを3C(Clever→かしこい、Cute→かわいい、Cool→かっこいい)もしくは3S(Smart→かしこい Sweet→かわいらしい Softness→柔軟性がある)というイメージに変えたいと強くおっしゃっていました。

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次に農林水産省近畿農政局の保谷様より、現在国が進めている『農業女子プロジェクト』の紹介がありました。社会、農業界での女性農業者の存在感を高めたい、若い女性の職業の選択肢に農業を加えたいという目標のもと、企業や大学などを巻き込みながら展開されています。自動車メーカーや衣料メーカーが女性を中心に考えた軽トラックや作業服を開発、販売したり、全国の大学で女性農業者が講演を行ったり自治体と連携した取り組みを行っています。

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実際に会場に並べられた女性農業者向けの手袋や殺虫剤、作業服など、参加した生徒は興味津々でした。

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その後自営・雇用就農・畜産の3つの分科会に分かれ、さらに深く交流を行いました。本校から参加した生徒は将来独立就農を考えており、自営の分科会に参加しました。実際に農業を始めるために必要な資金の話や、就農のタイミングなど、具体的な話を女性農業者の方が販売されている手作りプリンを頂きながら意見交換を行いました。

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その後の全体会では各分科会の報告。本校生徒も班の代表として『就農の前に農業以外の経験もして視野を広げてもいいかもしれない』『女性の柔軟な考え方を活かした農業を行うと面白い』など、女性農業者からいただいたアドバイスを報告しました。

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そしてお世話になった女性農業者に花束のお礼です。

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最後に全員で記念撮影。短い時間でしたが大変充実した交流会でした。帰りの車の中でも将来の進路選択に向けとても役に立った。励まされましたとのことでした。女性農業者の皆さん。本当にありがとうございました。

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