人と自然科1年生農業と環境の授業では、入学と同時に自分の担当区が設けられ、スイートコーンを播種から収穫まで各自が責任を持って栽培・管理してきました。
今年は先日の大雨も含め、栽培期間中に雨が多かったこともあり、例年に比べ生育がいまいちでしたが、生徒の熱意もあり、どうにか実を付けてくれました。そのスイートコーンがいよいよ収穫の時期迎え、7月考査が終わって一息ついた7月11日(水)、北摂第一幼稚園の園児62名を農場にお招きし、丹精込めて栽培したスイートコーンを一緒に収穫する交流会を行いました。
高校生のお兄さん、お姉さんが農場で待ち構えていると、「お花きれい」「トマトなってる」「メロンおいしそう」との声が。かわいい元気なお客様の到着です。
まずは高校生から「私達が一生懸命育てた自慢のスイートコーンです。頑張って収穫してくださいね。わからないことがあったらかっこいいお兄さんときれいなお姉さんに何でも聞いて下さいね」とようこそのあいさつを行いました。
そしていよいよ収穫です。お兄さん、お姉さんと手を繋いでペアを作りました。収穫の時にけがをしないよう軍手も装着します。
お兄さんに手を引かれ、そしてお姉さんの手を引っ張って、自分よりも背の高いスイートコーンの茂みの中に入っていきました。
たくさんあるスイートコーンの中から、大きいものを選びます。中には虫さんが食べているものも・・・虫さんもおいしいから食べているんです。(有馬高校では薬の散布を最小限まで減らしているので、許して下さいね。)
園児一人の力ではなかなか収穫できません。そんなときはお兄さん、お姉さんと一緒に力を合わせて収穫しましょう。
みんなもぎたてのスイートコーンを両手に抱えて嬉しそうに帰ってきました。
1時間もしないうちに、みんな仲良しです。一緒にバッタを捕まえたり、カエルを捕まえたりして楽しんでいる園児(お兄さん?)もいました。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、お別れです。代表のお兄さんから「大きいスイートコーンが収穫できましたか?おうちに帰っておいしく食べて下さいね」とお別れの言葉がありました。
最後はみんなでお見送りです。バスが見えなくなるまで手を振って(スイートコーンを振って)見送りました。北摂第一幼稚園のみなさん楽しい時間を本当にありがとうございました。