ぶらり相生第10号「天然記念物 シバナ」

 早いもので、「ぶらり相生」を創刊して第10号を迎えました。これも皆様のおかげです。今後も、相高ともどもよろしくお願いします。
 さて、相生市内に兵庫県下で唯一群生する天然記念物があります。それは、ニラ科の塩生植物の「シバナ」です。このシバナは、兵庫県のレッドデータAランクとなっており、絶滅の危機にあります。瀬戸内海で群生しているのは、他に広島県の宮島だけです。
 この状況を改善するために、2004年に「相生湾自然再生学習会議」が発足しています。
 その事業に協力するために、本校の陸上・男子テニス・男子バスケットボール・サッカー部の生徒たちが、相高近くの鮎帰川上流の光明山養生池に堆積している砂を土嚢に入れるボランティア活動をしました。暑い時期でしたが、土嚢約1,500袋をつくることに汗だくになりながら懸命に取り組みました。その様子は、今年8月18日の毎日新聞朝刊に掲載されたので、記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 土嚢の砂は、相生市立図書館南下の那波南本町鉄砲山東部海岸の養浜に活用され、シバナの花を咲かす事業に役立てられています。
 シバナの花は、満潮時に水中につかり、干潮時に水面上に出るところに生育します。小さくてわかりにくいですが、可憐な花は、心和ませてくれる存在です。