相生歴史巡検

 9月28日土曜日、心配された天気も何とか崩れること無く、講師に松本恵司先生を招いて、ひょうごの100城マップに掲載されている相生の三つの時代の城を巡る、相生歴史巡検を行いました。
 まずは、矢野町森の磐座(いわくら)神社まで移動し、神社の説明の後、磐座(いわくら)神社から急斜面にそびえる感状山城を望みました。感状山城は、古代山陽道を抑える要地にありました。南北朝時代、新田義貞の侵攻の際、赤松円心の息子則祐(そくゆう)が義貞の軍勢を足止めしたことにより、足利尊氏から感謝状を受けたことが城名の由来です。現在残存している石垣は、戦国時代のものだそうで、山城マニアには人気があるそうです。後日、別日程で石垣等を撮影に行く予定です。
 次に、小河川・矢野川合流付近から下土井城を見ながら、大避(おおさけ)神社へ歩きました。下土井城は、典型的な南北朝時代(室町時代)の山城で、姫路城や赤穂城のように石垣はありませんが、北側に敵からの攻撃を防ぐ高さ10m以上の三重の堀切(ほりきり)があり、城マニアにとってはたまらない遺構として残存しています。ここも当日は登りませんでしたので、別日程で撮りに行く予定です。
 秦河勝を祀る大避神社に向かって歩く中、中世の荘園研究で一番有名な「矢野荘(やのしょう)」の中心を横切る形となり、先生のお話の中に、このあたりに荘園支配を司る政所(まんどころ)があった等多くの話を聞き、のどかな風景の中、タイムスリップした気持ちになりました。
 最後に若狭野陣屋に移動し、赤穂浅野藩の親族旗本浅野陣屋跡を見学しました。江戸時代の建造物である札座が残っている例はなく、その中にまで入ってお話を聞くことができました。
 今年は、歴史巡検クリアファイルや相生歴史マップ、さらには相生歴史巡検のHPも作成・更新予定ですので楽しみにしてください。