1学期始業式

校長 小西 信吾

 改めて、おはようございます。新年度が始まりました。
 3年生は、自分の進路を決める大切な年です。1年後には社会人として出発できるように準備しましょう。
 2年生は、相生高校の中心となります。インターンシップや生徒会活動・学校行事などにチャレンジして可能性を広げてください。
 今日の午後、新入生を迎えます。皆さんも当時を思い出してください。期待と不安でいっぱいだったと思います。温かく迎えてあげてください。
 皆さんに2つのお話をします。1つ目は、4月1日に新元号が発表されました。「令和」ですね。万葉集巻5の序文
 時(とき)に、初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして、気(き)淑(よ)く風(かぜ)和(やはら)ぎ、梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。
書き下し文
 時は令(よ)い月(この場合『令』は“物事のつやがあるように美しい”の意)であり、空気は美しく、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が装うように花咲き、蘭は身を飾る衣(ころも)に纏(まと)う
意味は、
 人々が美しく心を寄せ合うなかで、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。だそうです。
 日本文化は世界に誇れると私は思います。5月になると、新緑が一斉に芽吹き、山の色や形など勢いを増します。その緑色も全部で79種あるそうです。黄緑、薄緑、うぐいす、もえぎの「き」は木、葱、黄の3色あるそうです。竹も若竹、青竹、老竹など、教室の黒板は常盤色など太古の昔から微妙な色合いを繊細に分けられてきました。青は65種、茶は71種、赤は92種など465種あるそうです。色も多種多様ですが、皆さんもひとりひとり個性を持っています。お互いの個性を認めつつも、自分の個性を磨いてください。
 2つ目は、米国の第35代ケネディ大統領の就任教書演説の一説です。
 Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
 国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが国のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。
 この言葉の「国」をそれぞれの立場に置き換えてみてください。例えば、「学校」「生徒会」「クラス」「部活動」「地域」(相生市)(自治会)「家族」など。〇〇があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく、あなたが〇〇のために何を成すことができるのかを問うて欲しい。
 目標をしっかりと掲げ、それを実現するために、チャレンジしてください。失敗を恐れず、前を向いて歩んでください。
 私たち教職員は皆さんの応援団です。皆さんの夢を現実にするサポーターとして、努力を惜しみません。有意義な高校生活を送りましょう。