ぶらり相生第32号「霧の都?相生市」

 秋も深まってくると相生市では霧の発生が多くなってきます。右の写真は、私が11月26日学校から撮影したものです。とても幻想的だったので、幻想的な風景に思わず写真を撮りました。軽井沢・広島県三次市・函館等、全国的に有名な霧の名所がありますが、それに匹敵するぐらいの景色です。
 気象庁のホームページを覗いてみると、霧とは、微小な浮遊水滴により視程が1km未満の状態をいいます。濃霧とは、視程が陸上でおよそ100m、海上で500m以下の霧をいいます。もやとは、微小な浮遊水滴や湿った微粒子により視程が1km以上、10km未満となっている状態をいいます。煙霧とは、乾いた微粒子により視程が10km未満となっている状態をいいます。ちなみに視程は、水平方向での見通せる距離のことです。霧といっても視程によって、区分がされています。
 さて、以前から不思議に思っていたのが「なぜ、相生市で霧が多く発生するのか?」です。相生市の地形等の条件から、蒸気霧ではなかろうかと思われます。蒸気霧とは、暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生する霧です。冬に息が白くなるのと原理は同じです。暖かい水面上に冷たい空気が入り、水面から蒸発がおき、その水蒸気が冷たい空気に冷やされて発生するもので、実際は冷たい空気が暖かい川や湖の上に移動した際にみられます。風呂の湯気も原理は同じです。他に、霧は、そのでき方によって放射霧(盆地霧、谷霧)、移流霧、前線霧、上昇霧(滑昇霧)などに分けられます。
 最近、朝来市の国の指定史跡竹田城が“天空の城”として脚光をあびています。城跡からみる雲海は多くの観光客を集めています。相生市の霧もなかなかのものです。霧をひとつの切り口に相生市を紹介してみました。