2月19日(水)、甲南大学 フロンティアサイエンス学部 甲元 一也 先生をお招きし自然科学コース2年生対象にした特別講義を実施しました。
「何を考え、何を学ぶべきか?」と題した講義では、先生の研究内容や体験談をもとに、人生の大切な分岐点に直面したときの大切な考えについて詳細にお話しいただきました。講義後に「自分の強みは何か?」「自分しかできないことは何か?」を自問自答する生徒の姿が見られ、大変有意義な講義となりました。お教えいただいたことは、進路選択だけでなく、今後の生徒自身の生活にも活かしていけるものと思います。
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第43回校内マラソン大会
2月14日(金)、心配された天気も持ちこたえ、第43回校内マラソン大会を開催しました。
開会式を行い、相高生体操やランニングで準備運動をした後、スタートを切りました。曲がり角や坂道の多いコースですが、女子は4.5km、男子は8.1kmを走りました。途中、走路の要所要所で安全のために立ち番をしている先生方の声援や、地域の方々の応援に励まされ、生徒たちはゴールを目指して頑張りました。
本校では例年、マラソン大会に併せてPTAのご協力により炊き出し体験も実施しています。PTAのほか、3年生ボランティアにもご協力をいただき、おいしいとん汁をご用意いただきました。
その後、体育館にて表彰式を行い、男女上位10名が表彰を受けました。
女子 1 位 18’30 6 位 19’58
2 位 18’47 7 位 20’12
3 位 18’48 8 位 20’19
4 位 19’30 9 位 20’21
5 位 19’45 10 位 20’29
男子 1 位 26’26 6 位 28’35
2 位 27’19 7 位 28’48
3 位 27’45 8 位 29’00
4 位 27’58 9 位 29’07
5 位 28’02 10 位 29’10
西播磨地域夢会議
令和2年2月11日(火) 上郡町生涯学習センターにて、西播磨地域ビジョン委員会主催による「西播磨地域夢会議」が開催されました。本校からは生徒会の5名が参加しました。
ワークショップでは、その5名が別々の班に分かれて、様々な世代の方や他校の高校生と一緒に話し合いました。簡単な自己紹介の後、10年後の未来について「こうなっていたらいいな」という夢を考え、10年後の日付で「夢新聞」を作りました。
第2部では、金澤副知事、県会議員、相生市谷口市長始め各自治体の長など多数のご来賓の前で発表しました。子育てに優しいまちづくりや人口問題、AIの活用による企業や学校の在り方についてなど、新たなライフスタイルの提案がありました。 最後に金澤副知事からは、「10年後、高校生の皆さんは27才くらい、どこで暮らし、何をしているでしょうか。皆さんがこの地域で豊かに暮らしていけるようにするにはどうしたらいいか、皆さんのお知恵も借りて、考えてゆかなければなりません。」とご講評をいただきました。
相生かきまつりボランティア実施(野球部)
2月9日(日)相生かきまつりのボランティアを相生高校野球部1年生15名が実施しました。普段地域の方々に応援していただいていることから、相生市の活動に少しでも貢献し、地域へ恩返しがしたいと2019年から行っており、今年で2回目です。
会場のステージ設営の手伝い、焼きガキをするための道具の受け渡しや火おこし、炭の交換、順番待ちの列を整理するためのコーンの設置、牡蠣汁のための水の運搬などを行いました。来場者の方に「お待たせしました。楽しんでください。」と声をかけたり、地域の方々と会話をしたりしながら、すべき仕事を探して行動していました。
また、ボランティア活動の様子をインタビューされ、しっかりと受け答えしていました。その模様は2月15日(土)午前9時からサンテレビ西はりまサタデー9にて放映予定です。 人とコミュニケーションをとれることは野球だけでなく、これからの社会を生き抜いていくうえで非常に重要な力です。相生高校野球部でのいろいろな活動を通じて、人として大きく成長していってほしいです。
さわやか挨拶運動
2月7日(金)、この冬最も強い寒波が到来し、気温-2℃の厳寒の中、生徒会(42回生)・1年5組と山手1丁目自治会の方々と共に、相生駅北側・南側ロータリーで「さわやか挨拶運動」を行いました。
いつもの習慣のように早く来た者から、駅周辺のゴミ拾いを行っています。落ち葉もほとんどなく、さらにゴミが少なくなっていて、街のゴミが少ないと晴れやかな気分です。1カ月に一度ですが、自分たちの街のために何かできるということは、挨拶同様、充実感があります。
生徒会と1年5組、そして自治会の方の大きな挨拶の声が響きわたる、元気が伝わる「さわやか挨拶運動」でした。
自然科学コース 特別講義「人工知能による診療支援」
2月6日(木)、42、43回生自然科学コースの生徒を対象に、兵庫県立大学工学研究科 小橋昌司教授より講義をしていただきました。
講義内容として、①工学技術が医療を支えていること、②現在の人工知能の技術・機械学習について、③遺伝的アルゴリズムや機械学習の紹介、④現在研究されている人工膝関節の手術後の予測やリウマチ診断支援について話されました。
生徒たちは遺伝的アルゴリズムにより、ブランコの漕ぎ方をコンピュータが学習していく映像を見て、コンピュータが教えられて学習するのではなく、自分で学習していく様子に驚くとともに、その仕組みについて興味を抱いていました。
講義の最後に、「人工知能を様々な分野に応用し、新しいビジネスを切り開いていける可能性がある。これからの技術の発展にぜひ貢献してほしい。」とのお言葉をいただき、生徒たちは人工知能の可能性に目を輝かせていました。
全校読書会
2月5日(水)6限、1・2年生が学年・クラスの枠を超えて28の講座に分かれ、読書会を行いました。実施した講座を下表に上げています。一つの本をもとにしてディスカッションを行い、同じ本でも様々な読み方・考え方があると気づき、その作品の奥深さをあらためて感じることができたようです。わずか1時間でしたが、講座毎に趣向を凝らして、充実した読書会となりました。
講座番号 | 図書名 | 著者 | 受講者数 |
1 | 鼻 | 芥川龍之介 | 14 |
2 | 練習球 | あさのあつこ | 16 |
3 | 勝とうとするから意味がある | 阿部夏丸 | 16 |
4 | 夕日の続く道 | 石田衣良 | 15 |
5 | パニック | 開高健 | 14 |
6 | パニック | 開高健 | 14 |
7 | ガク物語 | 椎名誠 | 13 |
8 | 狐フェスティバル | 瀬尾まいこ | 15 |
9 | マジック・アワー | 関口尚 | 15 |
10 | 目 | 灰谷健次郎 | 13 |
11 | オツベルと象 | 宮沢賢治 | 15 |
12 | チヨ子 | 宮部みゆき | 15 |
13 | 高瀬舟 | 森鴎外 | 16 |
14 | 彼女のアリア | 森絵都 | 14 |
15 | ムーンライト・シャドウ | 吉本ばなな | 16 |
16 | 見つめられる日本 | 吉田ルイ子 | 11 |
17 | 脳はなにかと言い訳する | 池谷裕二 | 15 |
18 | 沈黙の春 | レイチェル・カーソン | 14 |
19 | 銀の匙 | 中勘助 | 13 |
20 | それから | 夏目漱石 | 14 |
21 | 手紙 | 東野圭吾 | 14 |
22 | 手紙 | 東野圭吾 | 15 |
23 | 生きること学ぶこと | 広中平祐 | 10 |
24 | ロウソクの科学 | ファラデー | 16 |
25 | 車輪の下 | ヘッセ | 10 |
26 | わたしの生涯 | ヘレン・ケラー | 13 |
27 | 点と線 | 松本清張 | 15 |
28 | 金閣寺 | 三島由紀夫 | 12 |