赤ちゃん先生

 6月27日(木)2時間目、3年生「発達と保育」の授業で、NPO法人ママの働き方応援隊の方々に来ていただき、生徒9名を対象に世界で一番若い赤ちゃん先生による授業を行いました。
 自己紹介の後、グループに分かれて、赤ちゃんをだっこするところから交流が始まりました。赤ちゃんのお母さんから生まれたときの頭や身体の大きさ、赤ちゃんの1日の生活、子育てなどについて教えてもらい、最後は手をつないで輪になって歌を歌いました。わずか25分の交流でしたが、最初は恥ずかしがっていたり、泣いていたりした赤ちゃん先生も、だんだん生徒たちと打ち解けていき、最後は笑顔で手を振ってお別れをしました。
 以下に生徒の感想の一部を掲載します。

・いつもなら遠くで見ている赤ちゃんとふれあうことは、とても新鮮でした。肌がすべすべで、ぷにぷにでびっくりしました。生まれたときの大きさをひもを使って見せてもらったときは「こんなに小さいのか」と思いましたが、それが1人の女性から産まれると思うと「こんなにも大きいのか」という印象に変わりました。

・ぬいぐるみを抱いて歩いて入ってきたところや、はじめのお母さんのあいさつで「小さなお母さん」をするようになったという話を聞き、自分の想像の2歳よりも成長の早さを実感しました。赤ちゃんがぬいぐるみに服を着せているのを見て、子どもは親をちゃんと見ているんだなと思いました。

・小さな子供が少し苦手で赤ちゃん先生の授業は不安でしたが、手を広げたら寄ってきてくれたり、こっちを見て笑ってくれたりすると可愛くて、幸せな気持ちになりました。話してくださったお母さんはとても幸せそうで、子育てが大変だということには変わりないけど、その分ちょっとしたことで喜べたり、嬉しくなったり、毎日に幸せが増えるのかなと感じ、私も子供がほしくなりました。

・赤ちゃんが産まれたときの体重や体の大きさ、頭の大きさなど、目に見える形で見ることができ、成長の早さを感じました。2人の赤ちゃんを見て、1歳離れているだけで、話すことができる言葉や動き、表情など大きく違うのだなと思いました。

・1日の生活を、0歳・1歳・2歳に分けて説明してくださり、年齢が1歳違うと生活がどう変わるのかわかりました。私は大学で発達心理学を学びたいと思っていて、この授業を通してまだまだ赤ちゃんには不思議がたくさんあると気づいたので、さらに学びたいと思うようになりました。

・人見知りすることが多い子だそうで、だっこさせていただいたときには、目から大粒の涙を流していました。赤ちゃんの泣いている姿をこんなにも間近で見たのは初めてで、赤ちゃんはこんなふうに泣くんだと感心しました。お母さんから「子育てをしていて大変なこともたくさんあるけれど、子供の笑顔を見ると頑張れる」とお聞きして、赤ちゃんの笑顔はお母さんにすごいパワーをくれるのだと感じました。

・お話を聞く前は、子育てが大変そうだという印象しかなく、1人ぐらい子どもがいたらいいなと思っていただけでしたが、お話を聞いて、子育てが大変でも楽しそうなお母さんを見て、たくさん子どもがいたらいいなと思うようになりました。赤ちゃんの年齢が1歳違うだけで、体重や身長、活発さなど様々なところで成長が見られ、赤ちゃんの成長ってすごいなと思いました。

・今までは子育ての大変な部分だけを見ていたけど、お母さんが最後に仰っていた「自分の子どもが1番かわいいし、子どもをほめられると嬉しい」という言葉を聞いて、子育てがいくら大変でも、それ以上に得るものがあったり、自分自身が成長できたり、少しのことで幸せになれたりと、たくさん良いことがあると知ることができました。

・私は幼稚園教諭を目指しています。子育ては手伝ってくれる人がそばにいる方がいいなど、貴重な体験談が聞けて参考になりました。私が実際に幼稚園などで働いたとき、お母さんの相談に乗って子育ての悩みを少しでも軽減できる先生になりたいと強く思いました。赤ちゃん先生の団体のように、私も人を癒して幸せにできる団体で活動したいです。このような活動を通して虐待や育児放棄が少しでもなくなることを願っています。