平成29年度サイエンストライやる

 毎年、市内の小学校の先生を対象に理科の実験・実習・観察・講義を行っています。本年度は相生小学校で「てこの原理」と「電磁石」の講義と実習を行いました。
 小学校で学ぶ理科の内容を中心に、児童にも体験させることができる実験・実習を心がけて教材を選んでいます。今回は、「てこの原理」を講義した後、人を吊り上げる実習を行いました。他の人が吊り上げるのと、自分で自分を吊り上げるには、差があります。その体験をロープと滑車を使って実習しました。乗る所は、小学生なら、ロープの上に座布団でも敷くと、座れると思いますが、先生方では、おしりが痛くなりますので、パラグライダーのハーネスを使用しています。

他の人が引くと、なかなか上がりません。

自分で引くと、楽に上がります。

 後半は電磁石についてです。電気と磁力について話した後、電磁ブランコを見てもらい、電磁石を用いたかんたんなモーターを作ってもらいました。

モーター作成中です。

小さな電磁石が見事に回っています。

剣道部についてのお知らせ

 昨年度末、生徒総会において平成29年度より剣道部の廃部が決定しましたが、
9月1日の生徒総会において剣道部の復活が決定しましたのでお知らせします。
 平成30年度以降の入学生の皆さんは剣道部に入部することができます。

2学期を迎えて

校長 西 茂樹

 本校ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。2学期が始まりました。今年の夏も暑い日が連日続き、熱中症や怪我・事故等を心配していましたが、命に関わる大きな事故もなく、全校生が元気に登校できたことをとても嬉しく思っています。
 この夏休み、生徒の頑張りや活躍を目の当たりにして、相高生のすばらしさを再認識した次第です。特に、自習室として解放した図書室は連日満席で、受験に向かって真剣に学習する3年生の姿が見られました。一方、グランドや体育館には部活動に懸命に取り組む生徒達の姿がありました。こうした努力は必ず報われると確信しています。「ローマは一日にしてならず」と言います。諦めず、挫けず、納得のいくまで頑張り抜いてほしいものです。
 ここで、2学期始業式で生徒達に話したことを記します。

 「皆さんがすぐに思い浮かぶことわざは何ですか。皆さんは『犬も歩けば棒に当たる』ということわざを知っていると思います。では、どういう意味かわかりますか。プラスの意味とマイナスの意味があります。プラスの意味は『出歩くと、思わぬ幸運に出会うことがある』、マイナスの意味は『何かをすると、災難に遭遇することがある』です。いずれの意味に解釈したとしても、極論すれば、結果の善し悪しはあれ、私たちは偶然に支配されて生きている、ととらえることができます。
 実は、私たちの人生の80%は偶然に支配されている、と言われています。この4月に私は皆さんとここ相生高校で偶然出会いました。皆さんも友達、先輩、後輩、そして先生方とここ相生高校で偶然出会いました。こうした偶然の出会いを、私たちは運命、宿命などとして受け入れていますが、自分の人生の偶然を意図して必然にできたらいいのにと思いませんか。
 この中に、計画的偶発性理論という言葉を聞いたことがある人はいますか。計画と偶発は相矛盾する、むしろ対極にある言葉なので、あまりピンときませんが、これは、偶然に支配されることなく、私たちの人生に必然的によい結果をもたらす方法はないものかと研究したアメリカ・スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱した理論です。クランボルツ教授は、統計的に、積極的、肯定的な考え方の人によい結果がもたらされることを手がかりに、そこには5つのスキルが大きく影響していることを突き止めました。皆さんは、よい結果をもたらす5つのスキルとは何だと思いますか。クランボルツ教授が挙げているのは、
 1 好奇心 自分の知らない様々な世界に興味を持つこと
 2 持続性 たとえ失敗しても諦めず、努力し続けること
 3 柔軟性 こだわりを捨て、考え方・態度・行動を変えること
 4 楽観性 チャンスは必ず訪れると、ポジティブに考えること
 5 冒険心 リスクを冒してでも、行動すること です。
 要するに、興味を持ったことに意図して取り組んでみる、その際、こだわりを捨て、たとえリスクがあったとしても、失敗したとしても、必ずチャンスは訪れると信じて最後まで諦めずに努力し続ける、そうすることで必然的に意図したよい結果にたどりつける、というものです。自ら意図して起こした行動から、自分を成功へと導くチャンスをつかみ、それをその後の人生に活かそうという考え方が、計画的偶発性理論です。皆さんには無限の可能性があります。この計画的偶発性理論を実践してみてください。皆さんの新たな可能性が芽吹き、意図したよい結果にたどりつけるはずです。
 さて、2学期が始まりました。
 1年生は高校生活に慣れてきた今だからこそ、合格発表のあの瞬間、相高で頑張るぞと決意したあの瞬間、そして入学当初のあの緊張感を思い起こし、初心に返って学び続けてください。
 2年生は3年生に向かうこれからの過ごし方が進路結果を大きく左右します。このことを強く自覚し、これからの時間を今まで以上に大切にそして有効に使ってください。
 3年生はいよいよ進路実現に向かいます。不安は大きくなるばかりだと思いますが、皆さんの伸びしろは十分にあります。自分を信じ、先生方の指導を信じて最後まで諦めずに目標に向かって突き進んでてください。」
 1年生、2年生、3年生それぞれに実りの多き2学期してほしいと思います。