教育実習

 5月31日(月)から6月18日(金)までの3週間、本校の卒業生5名が、教育実習のために母校に帰ってきました(2名 5月31日から6月11日までの2週間)。
 不安や緊張のなか、担当教諭のアドバイスを受けながら、授業観察や教材研究を積み重ね、成功・失敗を繰り返し、熱心に教科指導に取り組みました。また、部活動指導にも積極的に関わり、生徒たちと意欲的に交流しました。
  この3週間、実習生にとっても、生徒たちにとっても、とても濃く、充実した時間になったのではないかと思います。

教育実習生の感想

■ 39回生 理科(生物)
 教育実習に取り組む中で、相高生だった4年前の生活が鮮明に思い出されました。下校時間ぎりぎりまでがんば廊下で勉強していたことや、大きな声で体育の授業に取り組んだこと、たくさんの思い出が蘇りました。また実践授業を通して、生徒だった頃は分からなかった高校教育というものの側面を見ることができました。1時間の授業を作るために、先生方はその何倍もの時間をかけて準備され、生徒の「分かった」を引き出すための授業構成を練られていることを学びました。実習で得られた知見・技術をこれからの研究活動や、その先の人生のあらゆる機会で活かしたいと思います。
 私は相生高校を卒業した後、愛媛大学理学部に入学し、大好きな生物学を学んでいます。今の私があるのは、3年間私の高校生活を支えてくださった先生方、好きだった生物をとことん教えてくださった教科の先生方のおかげです。進路等で悩んだ時は、何よりも私の意見を尊重してくださり、自分の決めた道へと背中を押してくださいました。
 在校生のみなさん、新型コロナウイルスの影響で、イレギュラーな学校生活を送っていると思います。しかしこのような状況だからこそ、今自分にできることを考え、目指す道へと一生懸命頑張ってください。

■ 39回生 英語
 私にとってこの教育実習は、人生に通ずるような事を沢山得ることができた三週間となりました。
 初めは「先生!」と呼ばれるだけでも嬉しくて、同時に生徒たちにとっては私も他の先生方と変わらない教員であるため、もっとしっかりして頼られる存在にならなければいけないと思いました。そして、実習生としての日々を過ごす中で、一つの授業を作り上げる事の大変さや伝える事の難しさを感じました。しかし、どんなに困難なことがあっても、HRの担当である1年4組、授業を担当した1年5組の教室に行って生徒と話すと、そんなことも忘れるくらい元気をもらったり、授業を楽しみながら受ける生徒の姿や、真剣に授業を聞いてくれる生徒の姿を見る事がやりがいになっていました。みんなと過ごした時間は本当に楽しかったよ!ありがとう!
 素直で真面目な相生高校の生徒たちと、優しさと共に沢山のご指導を下さった先生方のおかげで有意義な時間を過ごすことができ、この実習期間を通してさらに教師を目指したいという気持ちが強まりました。
 生徒から「先生の授業分かりやすい!」という声が聞けた時の言葉では表せない嬉しさや、この子たちの為にもっと頑張ろうと思えた時の気持ちを忘れずに教師を目指します。本当に三週間ありがとうございました。

■ 39回生 保健体育
 私はこの3週間の教育実習で、授業をすることの大変さや難しさ、生徒と関わることの楽しさなど多くのことを学びました。特に実際に授業を行ってみて「生徒は教師の鏡」ということを実感しました。教師の緊張や不安が生徒に伝染し、授業が変化していくことを体感し、授業の内容はもちろん、教師の授業への姿勢が大切であると学びました。体育の授業では生徒の動きが多いため、指示を具体的に分かりやすくすることで生徒も理解できるし展開もスムーズになること、また生徒に対して細かく評価やコメントをすることで生徒の達成感などに繋がることを教えて頂きました。
 始めは緊張して生徒とうまくコミュニケーションを取ることが出来なかったが、日を重ねるごとに関わることが出来るようになりました。保健体育の授業をさせて頂いて、授業終わりに生徒から「授業が分かりやすくて楽しかった」「バレーボールの楽しさに気づけた」と言ってもらえたことがとても嬉しく、頑張ろうと強く思いました。
 コロナ禍でお忙しい中、教育実習を受け入れてくださりありがとうございました。たくさんのご支援・ご指導をしてくださった先生方、笑顔で接してくれた生徒たち、ともに協力してくれた実習生のおかげで、充実した3週間を送ることが出来ました。教育実習で学んだことや感じたことを忘れず、日々成長していけるよう努力していきたいです。本当に3週間ありがとうございました。

■ 39回生 保健体育 「教育実習を経験して」
 不安と緊張を抱えてスタートした教育実習でしたが、終わってみるとあっという間の3週間でした。教育実習では、実際に教壇に立ち、保健体育を教えるだけでなく、ホームルームや除草作業等の学校行事に参加するなど、さまざまな経験をさせていただきました。
 私は3年3組のホームルーム担当でした。クラスの雰囲気は和やかで、気さくに声をかけてくれる生徒が多く、コミュニケーションがとりやすいクラスという印象を持ちました。授業で教える機会がほとんどなく、ホームルームと掃除の時にしか話すことができませんでしたが、その短い時間の中でも、生徒たちの笑顔を見て、「よし!頑張ろう!」と思うことができました。
 実施授業では、教えることの難しさを実感しました。1つの技術を教えるのにも、10以上のポイントがあります。そのポイントをいかに簡単に分かりやすく伝えるか、劇的に変わるポイントを伝えられるか。そして、安全に行うことができるか。授業終わりの指導教諭との反省会ではいつも的確なアドバイスをいただき、学ぶことがとても多かったです。
 教育実習を通して、先生はやっぱり凄いなぁと思いました。授業のスキルはもちろんですが、3週間で私の性質を見抜いていました。これは日々生徒のことを観察している先生ならではだと思います。私が高校生のころは全く感じませんでしたが、今になって先生の凄さを実感し、憧れ、先生になりたいと心から思いました。
 最後に、生徒のみなさん、先生方、特に指導教諭の先生には本当に感謝しています。ありがとうございました。

■ 38回生 保健体育 「教育実習を通して」
 私は5月末から2週間、保健体育の教育実習生として母校にお世話になりました。生徒として過ごした3年間とは違い、教育実習生として過ごした2週間は新鮮でした。生徒として見ていた景色も、先生という立場では違った見え方、感じ方がしました。何より印象的だったのが生徒の「やさしさ」を強く感じたことです。朝の登校時間や廊下ですれ違う時にほとんどの生徒が挨拶をしてくれました。また、授業中も私の話を聞いて受け答えをしっかりしてくれたため良い雰囲気で授業をすることができました。本当に生徒の「やさしさ」に助けられたと同時に生徒の笑顔にも助けられました。生徒のみなさんには感謝しています。生徒だけでなく指導いただいた先生方にも教育者としてのあるべき姿を学ばせていただき感謝しています。
 生徒のみなさんはそれぞれ悩みや不安を抱いている人がいると思います。それでも人生の中で高校生でいられるのは今この瞬間だけだと思います。だから無理はせず自分なりに楽しい高校生活を送ってほしいと思います。また先入観にとらわれない生徒になってほしいと勝手ながら思います。そのために日々の学習の中だけでなく様々な媒体から様々な価値観に触れてほしいです。常識にとらわれず、物事の本質を正確に理解し、自分なりの考えをもって、人の指示に従うだけの生徒にはならないでほしいです。そうすれば抱えている悩みや不安はみなさんにとってプラスになると思います。偉そうなことを言って申し訳ないですが、私もこういう人間になれるよう邁進していきます。

SDGsダイアリー寄付

2021年5月19日

 昨年度末に自然科学コースの生徒対象に特別授業をしていただいた、シモダフランジ(株)代表取締役社長の下田信治様から、SDGsダイアリー40冊のご寄付をいただきました。
 本ダイアリーは関西学院大学や甲南大学の学生の方々がクラウドファンディングを用いて、SDGsを実現するために、活動している企業や団体などを紹介し、日々自分たちができることを組み込んで作成されたものです。
 SDGsダイアリーの作成にあたった関西学院大学の原田さんや甲南大学の徳永さんにも来校いただき、作成にかける思いや、今後の活動についてお話をうかがいました。
 生徒たちが社会に対する意識を向上させ、行動を変えていくきっかけになります。ありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症対策

 緊急事態宣言が延長され、感染状況はまだまだ厳しく、今が大事な時期です。
 本校では新型コロナウイルス感染症対策として、一部の水道に蛇口に触れずに手を洗うことができる機器や各教室に自動手指消毒器「Alsat(アルサット)」などを導入し、感染症対策に努めています。

双葉中学校 トライやるアクション

 コロナ禍で本年度の中学生トライやる・ウィークは中止になりましたが、本校に来る予定であった双葉中学校の生徒4名がトライやる・アクションとしてお花を届けに来てくれました。ちょうどオープンハイスクールの日であったため、体育館での学校紹介、校内見学を中学3年生の生徒と一緒に参加してもらいました。作法室でお抹茶とお菓子をいただき一足早いオープンハイスクール体験となりました。時間の関係で体験授業には参加できなかったので、来年度のオープンハイスクールには是非参加してほしいものです。

食育講話

 10月6日(火)放課後、相生市保健センターの管理栄養士の三木由紀さんに食育講話をして頂きました。今回は各学年保健委員だけでなく3年生で管理栄養士等を目指す生徒(希望者)も出席しました。
 生活習慣を見直そうということで、食生活についてのチェックに始まりBMIや適正体重の計算、摂取カロリーや食事内容の組み合わせや摂取の仕方等、短時間でしたが色々な話を聞くことができました。また部活後2時間以内におにぎりなどの炭水化物をとることによって筋肉量を増やすことができるなどスポーツ栄養学に関する話も少し聞くことができました。
 今回の話が食生活を見直すきっかけになればと思います。

教育実習

 9月7日(月)から9月29日(火)までの3週間、本校の卒業生3名が、教育実習のために母校に帰ってきました(1名 9月7日から9月18日までの2週間)。
 不安や緊張のなか、担当教諭のアドバイスを受けながら、授業観察や教材研究を積み重ね、成功・失敗を繰り返し、熱心に教科指導に取り組みました。また、部活動指導や体育大会などにも積極的に関わり、生徒たちと意欲的に交流しました。
  この3週間、実習生にとっても、生徒たちにとっても、とても濃く、充実した時間になったのではないかと思います。

【教育実習生の感想】
  私はいろんなことに恵まれた2週間を過ごした。コロナ禍で教育実習を受け入れて頂いたこと、私の考えや意見を尊重して下さる先生方、元気いっぱいの生徒達、お互いに意見交換をして意識を高め合える他の実習生。この恵まれた環境で実習が出来たので実習しやすくとても楽しく過ごすことが出来た。
  塾講師のアルバイトをずっとしていたが学校での授業というのは全くもって違うと感じさせられた。私が生徒の時は何も考えず授業を受けていたが学校の先生は1つの授業をするのに陰で想像以上にいろいろな事考えていたのだと初めて知ることが出来た。
 今回の教育実習では多くのことを学ぶことが出来、今後もここで培ったことを自身の成長に繋げていきたいと思う。
 生徒達に伝えたいことはいろんな事に挑戦しに何事も全力でやってもらいたいということ。
  この先社会に出ていく相高生のみなさんは自己PRが出来なくてはなりません。そのためには自分自身の良さを知る必要があります。自分の長所が分からない人も長所が言える人も何事も全力で向き合うことで気づけなかった長所や新たな能力を見つけていけると思います。
 相高生のほとんどが社会に出るまではまだ時間があります。まずは勉強や行事、委員会活動などで構わないですが社会に出るまでにいろんな事に挑戦し何事にも全力で向き合って見てください。
 38回生 (数学)

 私にとって、この三週間は考えに考え抜いた三週間でした。
 生徒と向き合い、教壇に立つことは本当に嬉しかったですが、同時に大きな責任を感じる瞬間でした。緊張と不安の中で、成功と失敗を重ねていき、一歩一歩授業が面白く、自分を出せるようになりました。どのように伝えればよいか悩むことも多かったですが、それがうまく伝わった時、失敗した時の生徒の反応はとても分かりやすく、毎日が一喜一憂の連続でした。
 また、実習開始直後は生徒に対して、少し遠慮してしまった部分があり、距離を感じる部分もありましたが、授業や日々のかかわりで少しずつ打ち解けることができました。そして、実習中に開催された体育大会では、生徒とともに盛り上がり、授業中では見ることのできない高校生の熱い一面を見ることができました。
 今回の教育実習は、たくさんのご支援・ご指導をいただいた先生方や、毎日笑顔で接してくれた生徒達、ともに協力した実習生のおかげで、多くの事を学び、成長することができました。この三週間で、自分自身の課題や未熟な部分をたくさん発見することができたので、実践したことや、学んだことをもう一度考え直して、日々精進します。本当にありがとうございました。
 38回生 (地歴)

 3週間の教育実習を終えてみて、授業研究や教師としての学校生活など相高生時代とは全く異なる相高生活に困惑し、しんどさを感じましたが、それよりもさらに、生徒や教職員の方と接する中で充実感を感じていました。教師の卵として、社会生活が垣間見え、新鮮で刺激的な毎日を送ることができ良い経験になりました。実習生として相高に帰ってこられて良かったです。
 教育をする者として、授業時やホームルーム、部活動の時間にうまく話せない自分、知識が足りてない自分に未熟さを痛感しましたが、先生方に助けられながら先生方の言動を観察し勉強することができました。
 ホームルームの生徒や部活動の部員の子たちを中心に生徒とはぼちぼちコミュニケーションがとれたと思います。積極的に話しかけてきてくれた子には感謝しています。出会った生徒の成長を卒業まで見られないのがとても残念です。生徒たちにとっても印象に残った実習生になれていれば光栄です。
 僕は現在、京都の理系大学で研究活動に没頭する毎日ですが、大学での経験を武器にして、来年からは教員として頑張りたいと改めて感じることができました。
  37回生 山内貴浩(物理)

相生歴史巡検

 9月27日(日)、秋晴れの快晴の中、松本恵司先生を講師に迎え、2年生10名・1年生4名の14名で相生歴史巡検に行って来ました。
 今年は、「矢野荘」の荘園鎮守を巡りました。古代の荘園がそのまま地方公共団体(相生市)となっている例は極めて珍しいそうで、この荘園が4つに区分され、それぞれ違った系統の神様を祀っているのです。大きな岩を御神体とする古代からの磐座神社、この地方の有力者であったとされる秦河勝を祀る大避神社、菅原道真を祀る北野天満宮から分祀された若狭野天満神社、鎌倉時代に矢野荘の地頭として派遣された海老名氏が源氏の守り神である鶴岡八幡宮から分祀された那波八幡神社の四つを中心に巡検しました。
 今年は新たに、犬塚(矢野町能下)と大避古墳1号墳(大避神社すぐ北側の前方後円墳)の巡検を行い、古墳の円部分(頂上)まで道なき道をかき分けて上がりました。卑弥呼の時代から大きな前方後円墳を造ることを認められた強力な指導者がこの街にいたことにも驚かされました。
 松本先生の、古代から現代にまで至る相生歴史よもやま話を堪能し、ふるさと相生を振り返る素晴らしい一日になりました。巡検と神社の詳細やは、後日、HP等を順次作成していきますのでお待ちください。

オリジナルうちわづくり

 「国際交流のための日本の文化に関する学習会」として、8月4日(火)の午後1時から約2時間、本校書道教室において、「オリジナルうちわ作り」を行いました。アート部書道班を含む2年生8名が、本校の書道講師寺村先生の指導の下、以下の手順に従って取り組みました。
1 うちわに書く文字を決める。
2 書体や字形、配字を考える。
3 扇面の大きさに半紙を切る。
 4 草稿を鉛筆で作る。  
5 草稿に基づき、筆で練習する。
6 うちわに書く。
 7 落款を書く。
8 落款印を赤のボールペンで半紙に書き、うちわに貼る。
9 完成
  まず何を書くかで考えこんでいる者。文字は決めているが、どんな書体や字形にするかで思案している者。文字・書体・字形を決めていて半紙を切り始める者。用意した手本を見ながら筆を取っている者。
 以前書道を習っていたり、現在も書道を続けていたりと、筆で書くことには慣れているものの、「うちわに文字を書く」ことは誰にとっても初めてのことでした。予定した時間内に終わるのか心配されましたが、暑さも忘れて全員が熱心に取り組みました。適宜、寺村先生の助言を仰いだり、朱で手直しをしていただいたりして、手際よく作業を進め、初挑戦ながらも見事な「オリジナルうちわ」が完成しました。
  めいめいの思いがこもった力作は、寺村先生の作品と共に掲示します。本校にお越しの際にはぜひご覧ください。

看護講演会

 8月3日(月)、兵庫県看護協会主催の「ナースの訪問事業」として、IHI播磨病院より看護師の方にお越しいただき、「命の大切さ」「看護師への道」「看護の仕事について」と題して講演をしていただきました。将来、看護師や医療系を目指す生徒を中心に32名の生徒が参加しました。  講演は高校や大学時代のお話に始まり、看護実習での苦労話・体験、毎日の業務、看護師としての心構えなどについて、詳しくお話をしていただきました。今回の講演を通じて、生徒たちはあらためて看護師の仕事の大変さ、責任感の重さ、命の大切さを認識することが出来ました。