後期球技大会

 緊急事態宣言が前倒しで解除になり、開催の目途が立ったにもかかわらず、前日の大雨の影響で、開催が非常に心配されました。しかし、前日午後から男女テニス部がテニスコートの水抜きを、またバレーボール部による会場設営が行われ、そして当日、早朝からサッカー部・野球部等によりグラウンドでの会場準備がなされ、開始が遅れることもなく、2年ぶりの後期球技大会を開催することができました。(昨年度は緊急事態宣言で自宅待機のため中止)
 少し肌寒い快晴の中、グランドでは男子サッカーと女子ミニサッカー、テニスコートでは男女混合のドッヂボール、体育館では男女のバレーボールと5つの熱い闘いが行われ、大いに盛り上がりました。
 今年は、男子サッカー・女子バレーボールを1年生が上位を独占、2年生も女子サッカー・ドッヂボール・男子バレーボールとしっかり勝ち切り、上級生の力を見せつけました。コロナ禍の中、マスク着用・試合前後の消毒・ソーシャルディスタンス等、多くの配慮をしながら開催することができました。クラスのために皆で力を合わせて闘う姿勢があちこちで見られ、感動体験を得ることができた素晴らしい行事となりました。

「相高賞・皆勤賞授与式、記念品贈呈式」 「卒業証書授与式」

 令和3年2月26日(金)に「相高賞・皆勤賞授与式、並びに記念品贈呈式」を、27日(土)に「卒業証書授与式」を行いました。本年度は、新型コロナウイルス感染症対策を十分に考慮した中で式が挙行されました。 

 26日(金)、42回生は44回生が作った花道を通り、体育館へと移動しました。大きな拍手の中、胸を張って後輩たちの前を歩きました。

 43回生が出迎える中、体育館へ入場しました。

 入場の後、永田夢海さんに相高賞が授与されました。相高賞とは、様々な分野において、本校生の規範となる立派な行為をした生徒を学校長が表彰し、その功績を讃えるために3年前に創設された賞です。

相高賞授与

 続いて皆勤賞授与、記念品の贈呈、同窓会入会式が行われ、式を終えました。

 式の後には、多くの部活動で送別会が行われました。後輩から先輩へ感謝の気持ちが述べられ、楽しかったこと・辛かったことや共に過ごした時間を思い出し、涙する卒業生もいました。

 2月27日(土)、第42回卒業証書授与式を挙行しました。
 新型コロナウイルス感染症対策として、各御家庭より1名様までのご参列にご協力いただきありがとうございました。
 

 卒業生入場の後、卒業証書授与では、各担任による呼名に卒業生は力強く返事をしました。呼名の後、代表の森川慎也くんに卒業証書が授与されました。

卒業証書授与

 その後、小西校長先生の式辞、PTA会長大髙賢二様からご祝辞をいただきました。
 祝電・祝詞披露の後、在校生を代表して松本友樹くんが送辞を卒業生を代表して保田このみさんが答辞を述べました。相生高校で過ごした日々を思い出し、涙をする卒業生。卒業生の成長を感じ、ハンカチで目をおさえる保護者の方々。そして、相生高校から巣立っていくことに寂しさを感じる先生方。体育館が感動的な空気に包まれる中、校歌演奏を聴き、厳かに式を終了しました。
 3年間の思い出を胸に、42回生195名が、新しい旅路を歩みだしました。

一夜明けて

 緊急事態宣言下の中であるにもかかわらず、昨日、第42回卒業証書授与式を催して頂きました。例年と異なる卒業式ではありましたが、それ以上に、42回生にとっては、心に残る卒業式でありました。  保護者も含めて、大切な想い出になったのではないでしょうか。  卒業証書授与代表は、前日午後10時に受験から戻った疲れは多少ありましたが、無事に大役を終えました。

 式も進み、いよいよ卒業生式も進み、いよいよ卒業生代表答辞になる頃には、 様々な想い出が去来する生徒も多く、涙ぐむ者も。 生徒だけでなく、我々教師もまた、この一年の出来事 を思い出し、胸に迫るものがありました。  式も進み、いよいよ卒業生

 いよいよ、旅立ちの時を迎えました。退場時には、 ハプニングもありました。 実は、退場曲は、一年時相高祭全体合唱曲であった 「旅立ちの時」を予定していましたが、合唱大会1位  のクラスの曲が・・・。ただ、すぐに各教室に、生徒の旅立ちを祈って、自らが声にした 「旅立ちの時」を流して頂きました。本当にありがたいことでした。

 さて、一夜明けて、すでに時を進める42回生の姿が学び舎にありました。前期の結果を ただ待つのではなく、国公立中・後期の準備とともに、今できることに拘る42回生たちと 過ごした3年間は、私たち42回生学年団だけでなく、相生高校に関わるすべての方々の心 に、誇りあるものとして残っていくに違いありません。
 悔いなく、後もう一息、闘い続けます。あと暫く、ご支援を頂きますよう、どうぞ、よろしくお願いします。

全校読書会

 2月3日(水)6限、1・2年生が学年・クラスの枠を超えて28講座に分かれ、読書会を行いました。

 実施された講座は上記の通りです。
 一冊の本についてテーマを決め、司会者を中心に話し合うことで、同じ本でも、読む人によって感じ取るものが違うことや、違った考え方があることに気付くことのできる大変良い機会となりました。一時間という短い時間ではありましたが、各講座で考えを深めていく中で、作品や著者の魅力に触れることができました。
 読書会をきっかけに、「読書」により興味を持ち、様々な作品に出会うことで、豊かな心を育んで欲しいと願います。

3学期通学路清掃

 1月27日(水)放課後、厳しい寒さが緩んだ春のような日和の中、通学路の美化と地域への感謝の気持ちを込めて、今年度2回目の通学路清掃を行いました。
 緊急事態宣言の中、中止も検討されましたが、数少ないボランティア体験を何とか行いたいという熱意が上回りました。しかしコロナ対策として、マスクはもちろんのこと最初と最後にアルコール消毒を行うという、徹底対策をして行われました。生徒会執行部を中心に、1・2年の美化委員・通学委員・風紀委員とボランティアの生徒約50名が参加しました。
 普段、通学路として利用しているJR相生駅から東西の相高に至る通学路を二手に分かれて、道路周辺のゴミ拾いを行いました。生徒会は校門周辺の溝掃除を中心に頑張りました。揃いのナイロンジャンパーに身を包み、一生懸命取り組むことができました。最後に集められたゴミを、アルミ缶・スチール缶・ビンと燃えるゴミを分別し、無事終了しました。

3学期始業式

 1月8日(金)、3学期始業式を行いました。
 3学期始業式も、新型コロナウイルス感染症対策のため、各教室で行いました。
 
 小西校長先生は式辞で次のようなお話をされました。
 「今日は『人まねのすすめ』を話します。皆さんは、赤ちゃんがどのようにして言葉を覚えていくのかを知っていますね。両親や兄姉、年長者のまねから始まります。
 小学生はどうでしょうか。ひらがな、漢字、かけ算、どのように覚えていきますか。先生のまねからスタートします。中学生になり、部活動が始まります。自分の好きな選手のフォームをまねしたり、好きなチームのウェアを着て、リスペクトなどしたりしますね。
 このように、自分の好きな人を『まねて形から入る』ということは、人間の進歩の根幹をなしてきていると言えます。『まねる』が変化して『まねぶ』、そして『まなぶ』になったと言われています。
  皆さんも、最初は憧れの人や、尊敬できる人のまねから始めてみてはいかがでしょうか。そして、その師匠を超えていくのです。『青は藍より出でて、藍より青し』という言葉があります。『青い色は藍という草から絞り込んでできたものですが、それはもとである藍よりもさらに青い』ということです。『門人が師よりも一歩進んだ修養ができている』という意味です。
 

『藍より青い』をひとつご紹介します。『呑牛の氣(どんぎゅうのき)』。これは、私が担任をした生徒が教員となり、その彼から新年の賀状をいただきました。『呑牛の氣(どんぎゅうのき)』、牛を丸呑みにするほど大きな心意気という意味から、やる気に満ちあふれていることをあらわすそうです。皆さんも、コロナ禍でも、ぶれない充実した高校生活を歩んでほしいと願い、エールを送ります。
 皆さんも自分が尊敬する『人のまねをすること』からスタートし、『藍より青い』人間になることを目指して、頑張っていきましょう。」 
(式辞の全文はこちらに掲載しています)  

 

始業式後、中村生徒指導部長より、次のようなお話がありました。  
  「私は歴史の教員ですので、社会に関する話を今日はします。2021年の干支は『かのと・うし』と読み、漢字では辛いという字と土用の丑の字を書きます。今から120年前、義和団事件の講和条約である北京議定書の別名です。そう、辛丑(しんちゅう)和約ですね。
  『辛丑(しんちゅう)』とはどんな年になるのか…?ネットで色々調べてみると…古きことに悩みながらも終わりを告げ、新しき芽生えを見いだす年になるそうです。何を終わらせ、何を見いだすのかはその人次第でしょうが、その指標となるのは各々の心の強さと日頃の行いだということだそうです。
  歴史を振り返り、未来の出来事を推測し、それに備えなければならないというのが東洋の考え方です。辛丑の年に大きな地震が2回もあったのなら、それに普段から備える必要もありますね。コロナで窮屈な世の中になっていますが、その中で、新しい芽生えの年であるとも言われています。皆さんがそれぞれ何かを見出していくのは、各人の日頃の行いです。
 校長先生も言われたように何かを目標にしてしっかり学ぶことが一番の近道かもしれません。皆さんの成長・進化に期待しています。」
 (式辞の全文はこちらに掲載しています)

令和2年度3学期始業式生徒指導部長講話全文

 おはようございます。今日も少し時間を取って話しますので、しっかり聞いて自分に還元して下さい。
  私も一応、社会科、今は地歴公民科といいますが、歴史の教員ですので、社会に関する話を今日はします。
  2021年の干支(えと)は「かのと・うし」と読み、漢字では辛いという字と土用の丑の字を書きます。干支は十干(じっかん)の8番目「辛(かのと)」と、十二支の2番目「丑(うし)」を組み合わせたもので、60通りの中の38番目にあたります。世界史Aを選択した皆さんは聞いたことがありますね。今からちょうど120年前、義和団事件の講和条約である北京議定書の別名です。そう、辛丑(しんちゅう)和約ですね。

  十干(じっかん):甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
 十二支(じゅうにし):子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

 「辛丑(しんちゅう)」とはどんな年になるのか?・・・・・・ネットで色々調べてみると、・・・・・古きことに悩みながらも終わりを告げ、新しき芽生えを見いだす年になるそうです。何を終わらせ、何を見いだすのかはその人次第でしょうが、その指標となるのは各々の心の強さと日頃の行いだということだそうです。
  干支は、未来に起こることを知るための占い的な要素を持っています。東洋の思想では、未来は既に決まっているもので、人はそれを知るすべを持たないのです。まさに神のみぞ知るというわけで、東洋の占いは基本的には未来を知るためのものです。東洋と西洋では時間の流れの概念が逆であり、東洋思想における時間は、未来から過去へと流れている。神様や仏様と呼ばれる全能の意思によって未来は既に定められていて、それが私たちに降りかかってくると考えるのです。
 故に「西洋の占いは、未来を良い結果に導くために今何をすべきかを問う」ものでして、朝のTVでもやってますね。今日のおとめ座のラッキーアイテムは○○?幸運を呼ぶ色は〇色?とかね。・・・それに対し、「東洋の占いは、この先自分の身に降りかかってくる定められた未来の出来事を知り、それに備えるためのもの」なのです。例えば、午後に雨が降ることがわかれば、傘を持って出かければ良い。今年は凶の御神籤を引いたから気をつけて生活せなあかんとか・・・ですね。
 東洋の思想では、まずは天意をすべて受け入れ、それに備え、乗り越え、そして良い方向へ進むために何をすべきかを考え行動することが、幸せを得る秘訣というわけです。
  未来の出来事を知るためには、過去を振り返り歴史を学ばなければなりません。「歴史は繰り返す」のです。
 今から60年前の1961年は、ジョン・F・ケネディがアメリカ大統領に就任した年であり、ドイツで「ベルリンの壁」が建設され、ソ連とアメリカの冷戦が激化した年です。日本では、マグニチュード7の北美濃地震が発生し、北陸地方から岐阜県にかけての広い範囲で被害がありました。
 120年前の1901年は、第1回ノーベル賞受賞式が行われました。アメリカのマッキンリー大統領の暗殺事件や、清(中国)での義和団事件が終結して北京議定書(辛丑和約)が調印され、清に対する欧米列強の権益が拡大し、中国が半分植民地化されていくという形で終わりました。また、日本では官営八幡製鉄所が操業を開始、足尾鉱毒事件が明らかになり、田中正造が、明治天皇に直訴するという出来事がおこっています。
 180年前の1841年は、天保の改革が行われました。日本史選択者の皆さん、覚えてますか?・・・老中水野忠邦による改革ですが、改革の中身は、ぜいたくの禁止・倹約・風俗の取り締まりなどを強化したため、江戸のにぎわいが消え、庶民は不満を抱えるようになったそうです。天保の改革は、経済に冷水をかけるような政策であり、歴史的にも評価が低い改革だそうで、コロナで経済が逼迫している今現在と同じようですね。
 また、宇和島地震(M6)が発生し、愛媛県の宇和島城や大洲城等が損壊したそうです。  
 このように歴史を振り返り、未来の出来事を推測し、それに備えなければならないというのが東洋の考え方です。辛丑の年に大きな地震が2回もあったのなら、それに普段から備える必要もありますね。コロナで窮屈な世の中になってますが、その中で、新しい芽生えの年であるとも言われてます。皆さんがそれぞれ何かを見出していくのは、各人の日頃の行いです。自分のため、家族のため、クラスメートのため、部活動のため、相高のため 等々、一杯ありますね。校長先生も言われたように何かを目標にしてしっかり学ぶことが一番の近道かもしれません。皆さんの成長・進化に期待しています。

令和2年度3学期始業式校長式辞全文

 皆さん、明けましておめでとうございます。
  新しい年が始まりましたが、コロナが終息する兆しが全く見えません。昨年に引き続き、このような形で行います。しっかりと聞いて下さい。  
 今日は「人まねのすすめ」を話します。皆さんは、赤ちゃんがどのようにして言葉を覚えていくのかを知っていますね。両親や兄姉、年長者のまねから始まります。親も、自動車のおもちゃを持って、これは「ブーブー」などと言います。子どもがそれをまねして「ブーブー」と言うと親は大変喜ぶので、ますます自動車イコール「ブーブー」がすり込まれていきます。
 小学生はどうでしょうか。ひらがな、漢字、かけ算、どのように覚えていきますか。先生のまねからスタートします。中学生になり、部活動が始まります。自分の好きな選手のフォームをまねしたり、好きなチームのウェアを着て、リスペクトなどしたりしますね。
 このように、自分の好きな人を「まねて形から入る」ということは、人間の進歩の根幹をなしてきていると言えます。「まねる」が変化して「まねぶ」、そして「まなぶ」になったと言われています。
  僭越ですが、私の話をします、私が高校生の時、ある社会の先生に出会いました。その先生は面白くて、授業を熱心に教えて下さいました。私もあのような先生になりたいと思い、その先生の人まねをするようになりました。大学を卒業して、高校の教員になり、何度か指導を仰ぎ、また悩みも相談しました。生徒としてだけではなく、教員としても沢山のことを教えていただくことができました。今度は私が教えた高校生が、私のまねをしてくれるようになりました。今では、中学や高校の先生、部活動の顧問として活躍する卒業生が沢山います。教員として、こんなに幸せな経験はありません。
 皆さんも、まず最初は憧れの人や、尊敬できる人のまねから始めてみてはいかがでしょうか。そして、その師匠を超えていくのです。「青は藍より出でて、藍より青し」という言葉があります。「青い色は藍という草から絞り込んでできたものですが、それはもとである藍よりもさらに青い」ということです。「門人が師よりも一歩進んだ修養ができている」「努力によって修養を高めることができる」という意味です。
 「藍より青い」をひとつご紹介します。「呑牛の氣(どんぎゅうのき)」。これは、私が担任をした生徒が教員となり、その彼から新年の賀状をいただきました。「呑牛の氣(どんぎゅうのき)」、牛を丸呑みにするほど大きな心意気という意味から、やる気に満ちあふれていることをあらわすそうです。皆さんも、コロナ禍でも、ぶれない充実した高校生活を歩んでほしいと願い、エールを送ります。
  ここまで、「人まねのすすめ」の話をしてきました。皆さんも自分が尊敬する「人のまねをすること」からスタートし、「藍より青い」人間になることを目指して、頑張っていきましょう。私の話は以上です。

令和2年度 2学期終業式

 12月24日(木)、2学期終業式を行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため、各教室に分かれて行いました。
  式辞では、小西校長先生より、新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用と、うがい・手洗いの他、①感染源を絶つこと②感染経路を絶つこと③抵抗力をつけること。の3つのお願いがありました。  
 また、今しておくべきこととして、国際理解講演会で山口壯氏がお話しされた①小説を読んで人間の幅を広げること②きちんとした英語を身に付けておくことについてもお話がありました。  
 最後に、3年生へ向けて、『自己実現に向けて、もう一踏ん張りです。頑張りましょう。応援しています。』と応援のメッセージがありました。
(式辞の全文はこちらに掲載しています)

令和2年度2学期終業式校長式辞全文

 皆さん、おはようございます。令和2年度の長い2学期が終了します。新型コロナウイルス流行の影響が終息する見通しが全く立ちません。一斉に体育館に集合できません。このような形式で行わなければならないことは非常に残念ですが、仕方ありません。よく聞いてください。  
 新型コロナウィルスが流行して、10ヶ月が過ぎようとしています。皆さんには、三密を避け、マスク着用と、うがい・手洗いをお願いしています。新しい生活様式も次の3のことをお願いします。  
 まず、感染源を絶つこと。発熱等の風邪症状がある場合には、登校せずに、自宅で休養すること。冬期休業中でも、毎朝検温し、健康状態を確認してください。家族に風邪症状があっても、無理をせず、自宅で休養してください。
 次に、感染経路を絶つこと。新型コロナウイルスは、一般的に飛沫感染と接触感染で感染します。 飛沫感染は、くしゃみ・咳・つばなどと一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを鼻や口から吸い込んで感染します。接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手でドアやスイッチなど物に触れるとウイルスがつきます。他者がそれに触れるとウイルスが手に付着し、その手で鼻や口を触ると粘膜から感染します。特に現在、無症状の感染者が多発しています。感染経路が不明のため、原因を特定できなかったり、集団感染が起きたりします。  
 また、コロナウイルス陽性者の濃厚接触者は、2週間の外出禁止となります。特に、マスクをはずして、話していると、その可能性は極めて高くなります。無症状で外出禁止となると、退屈な2週間となります。年末年始は、親戚が集まり、世代を超えて賑やかになります。感染予防に努めましょう。  
 3つめは、抵抗力をつけること。免疫力を高めるために、「十分な睡眠」「適度な運動」「バランスの取れた食事」を心掛けましょう。
 私が、2学期で一番印象に残っていることは、11月4日に衆議院議員の山口壯氏を招いて令和2年度創立記念国際理解の講演です。今しておくべきことに、「小説を読んで人間の幅を広げること」「きちんとした英語を身につけておくこと」をあげられました。 読書をするとき、脳は特別な使い方をされるため、創造力が鍛えられます。 小説を読んでいるときの脳は現実の出来事に対するときとほぼ同じ働きをしていて、脳は小説で読んだ出来事と現実での経験をほとんど区別せずに処理しているそうです。小説は、現実世界で起こりうる出来事をシミュレーションすることに役立ちます。  
 また、小説は共感力を育むことにも役立ちます。小説を読むということは、すなわち他人の視点に立って、物事を眺めるということです。 さらに、著者との対話です。著者がどう考えているのか、どう感じたのか。自分以外の視点でものを考えることができるようになります。本を多く読んだ人は、多くの視点を持っています。広い視野を持つことで、周りの人とは違うユニークな価値を提供できます。 読解力も高めます。読解力は今のところAI(人工知能)には習得が困難な能力のため、読解力の高い人はAIに仕事を奪われないだろうと考えられています。  
 最後に、山口氏も語られていた、英語です。英書を読むことは英語の学習に最適です。最低限の文法さえ知っていれば、容易に理解できます。英書を一冊通読すれば、長文の試験問題が短く感じられたり、英文に対する抵抗感が少なくなるでしょう。今後、皆さんが社会で活躍する時代は、ボーダーレスとなり、あらゆる言語が飛び交う世の中になるでしょう。  年末年始、不要不急の外出は自粛しましょう。時間のある人は本を読んで自分力を高めましょう。  
 3年生は、自己実現に向けて、もう一踏ん張りです。応援しています。3学期は元気な姿で登校してください。以上、2学期の終業式の式辞といたします。