秋季オープンハイスクール

 11月9日(土)、秋季オープンハイスクールを実施しました。
 はじめに、校長が、本校の教育活動などにもふれながら、充実した日になるように願っていると挨拶しました。次に、生徒副会長が、本校の特徴や行事の様子、部活動の活動の様子を、相高クイズや映像・写真の視聴を交えながら紹介しました。続いて、自然科学コースの生徒が、自然科学コースの特徴や特別講義などの特色ある授業について紹介しました。最後に、教頭が、現在の社会において求められる力やその育成にむけた本校の取組、入試概要などについて説明しました。
 その後、45分程度、生徒会の生徒が校内を案内し、土曜講座や校舎内の様子、文化部の展示や学校紹介パネルなどを見学してもらいました。

創立記念国際理解講演会

 11月6日(水)、創立記念国際理解講演会を実施しました。大崎麻子氏をお招きして、「SDGs:世界が描く未来へのロードマップ」という題でお話していただきました。
 大崎氏は国連開発計画(UNDP)ニューヨーク本部で、開発途上国のジェンダー平等と女性のエンパワーメントの推進を担当された経験を活かし、現在はフリーの専門家として、国内外のジェンダー平等の推進、女性・ガールズのエンパワーメント、グローバル人材の育成に従事されています。
 「SDGs」は2015年に国連で採択された「2030年までの達成をめざす17の目標」です。開発のゴールは、「一人一人の人間が持って生まれた可能性を開花させ、社会の一員として尊厳のある人生を生きられるようにすること」であり、持続可能な開発のために必要なことは、「健康、教育、生計手段、参画」です。現在、途上国の教育現場では、様々な理由で女子が高等教育を受ける機会が奪われており、日本の社会でも、議員や女性管理職が少ないこと、男女がフェアに働き続けられないこと、長時間労働の問題、男性の育休取得の難しさなど様々な問題があることなどについて、世界中で体験された事例を踏まえ、具体的にお話しいただきました。
 今、世界では、グローバル化が進み、人口構成の変化により労働力が不足し、気候変動により様々な問題が起こり、技術革新により生活が大きく変わろうとしています。このような情勢の中で、今までのやり方は通用しなくなり、だからこそSDGsの17の目標が必要であるということを教えていただきました。
 最後に、何より若者自身が、何かおかしいと思うことに対して問題提起をし、どんな社会で暮らしていきたいのかを考え、より良い社会を作っていくために変革の担い手にならなければならないと締めくくられ、生徒たちのこれからの生き方に一つの指針をいただくことができました。

第43回体育大会

 9月20日(金)、「獅子奮迅」のスローガンの下、第43回体育大会を実施しました。当日は、ご来賓・保護者等、計189名の方にお越しいただきました。ありがとうございました。吹奏楽部の演奏で入場行進。続けて開会式を行いました。

 昨年に引き続き、相高祭で作成したクラスTシャツを着用し(1組青・2組黄緑・3組赤・4組紫・5組黄)、各競技で激しい勝負が繰り広げられました。
 午前の部では、男女100m・男女200m・女子4×100mリレー・男子4×200mリレーの予選、2年生応援合戦、綱引き、生徒会種目「障害物リレー」、Power of AIOI、1年生学年演技~Here We Go!~を行いました。

 2年生中心の応援合戦では、各クラス流行を取り入れながら趣向を凝らした応援を考え、同じクラス団の1・3年生も一緒になって盛り上がりました。

 綱引きは、学年の垣根を越え、クラス団対抗での戦いでした。結果は、1組団(1年1組・2年1組・3年1組)が優勝しました。
 生徒会種目「障害物リレー」は、1走目が「ピョンピョンズタ袋」(布に入ってジャンプ)、2走目が「二人三脚」、3走目が「パン食い競争」、4走目が「借り物競走」を行いました。
 Power of AIOIは、各クラスの代表が、20kgの土嚢を頭上に持ち上げている時間を競いました。

 1年生の学年演技は、息の合った動きで集団演技を披露しました。演技のラストは「AIOI 43」。カラフルなクラスTシャツが、グラウンドに美しい人文字を描いていました。

 午後の部は、運動部行進から始まり、大縄跳び、各レースの決勝、クラス団対抗リレーで終了しました。
 大縄跳びは、3回の試技を行い、最高回数がそのクラスの記録となります。今年の最高回数は3年5組の53回でした。

 各レース・リレーの決勝には予選を通過した上位8名(8チーム)が出場しました。
 クラス団対抗リレーでは、各クラス男女1名ずつ(女子100m・男子200m)の合計6名のクラス団で900mをリレーしました。総勢13名の教員チームも参戦。生徒たちは学年の枠を越え、バトンをつなぎました。

 体育大会の結果は、以下の通りです。
  総合優勝(2クラス):3年5組・1年1組、3位:2年1組
  団別優勝:1組団、2位:5組団、3位:2組団
  応援合戦優秀賞:2年2組・2年4組・2年5組
  クラス旗優秀賞:2年2組・3年3組・3年5組

体育大会予行

 9月18日(水)、好天に恵まれ、体育大会予行を実施しました。
 入場行進や開会式、大縄跳び・綱引き・各個人種目・生徒会種目のほか、昨年から取り入れられた学年縦割りの応援合戦等、生徒たちは本番さながらに一生懸命取り組みました。とりわけ、応援合戦の練習では、2年生が主導して1・3年生と一緒になって緻密に作戦を練りつつ、本番に向けて士気を高めていました。
 第43回体育大会は、20日(金)に開催します。

2学期始業式

 9月2日(月)、2学期始業式を行いました。小西校長から「自分の進路選択において、自己決定度が高いほど幸福感も高い。それは、自己決定を行うことは進路に対する自己責任意識を高め、成功したときの満足度が高くなるからである。また、失敗したとき、自らの力で失敗したという意識は自らの力で失敗から立ち直る力になり、失敗から立ち直った経験を持つ者は、失敗がより大きな成功につながることを経験することになる。自己決定を行い、失敗を繰り返し、そこから成功する力を自ら手に入れることで、人は多くのことにチャレンジできる力を身につけていく。高校生の君たちは、チャレンジすることに社会的責任は問われない。自己決定にむけて果敢にチャレンジしてほしい。」というお話がありました。(式辞の全文はこちらに掲載しています。)
 続いて、ALTの着任式を行いました。新しく本校のALTとしてアメリカからシドニー先生が着任されました。校長からの紹介の後、シドニー先生から挨拶がありました。
 そして、表彰伝達の後、中村生徒指導部長が①「トイレ掃除の経営学」について紹介し、誰かが見ていなくても一生懸命できる人間、しんどいことを率先できる人間に成長してほしい②男女交際のあり方について考えよう③「兵庫っ子SNS悩み相談」窓口が開設された。このようなものも利用して誰かに話すことで1人で抱え込まないようにしよう、と話されました。

令和元年 2学期始業式 式辞

 7月20日、1学期の終業式の後、「自転車マナーアップキャンペーン」や「塩場菜(しばな)再生ボランティア」「おもしろ科学実験教室」「オープンハイスクール」など、地域と連携した活動に感謝します。また、補習やインターンシップ・宿泊研修など頑張っている姿も輝いて見えました。オープンハイスクールも、中学生に対し、優しく接してくれました。アンケートは生徒・保護者・引率の先生いずれもとてもよい評価でした。ありがとうございます。
 ギリシャの哲学者アリストテレスは幸福を人生の究極の目標と捉えました。ある調査機関は、何が幸福か調べました。所得・健康・人間関係・学歴?人それぞれですね。これらに共通することが達成感を感じることだそうです。自分の進路選択において、自己決定を行った者は、そうでない者より、前向き思考が強く、不安感が低いことがわかりました。すなわち、自己決定度が高いほど幸福感も高い。なぜ、自己決定度が高ければ、不安感が低いのか?自己決定を行うことは、進路に対する自己責任意識を高め、成功したときの満足度が高くなります。また、長い道のりの中で、小さな失敗もあるでしょう。失敗したときの結果責任が強く意識されます。自らの力で失敗したという意識は、自らの力で失敗から立ち直る力になり、結果として成功を手に入れたときの自信につながります。自己決定により、失敗から立ち直った経験を持つ者は、失敗することに対する不安感も少なくなり、むしろ、失敗が、より大きな成功につながることを経験することになります。自己決定を行い、失敗を繰り返し、そこから成功する力を自ら手に入れることによって、人はより多くのことにチャレンジできる力を身につけていくことになります。このような力を持った者が、長期的に社会で成功していくことになるのです。
 さあ、2学期が始まりました。長丁場です。みなさんにとっても成長する大切な時期です。今、君たちは高校生です。チャレンジすることに社会的責任は問われません。自己決定に向けて、果敢にチャレンジしてください。先生方はしっかりとサポートします。期待し、応援します。

夏季オープンハイスクール

 8月20日(火)・21日(水)の2日間、夏季オープンハイスクールを実施しました。2日間で中学生・保護者・中学校の教員、約610名の方に参加していただきました。
 オープンハイスクールは、生徒会執行部による運営・進行の下、吹奏楽部の歓迎演奏で始まりました。校長が、本校の取組や勉学・部活動・行事で活躍する生徒の様子などについてもふれながら、わからないことはスタッフに気軽に聞いてほしい、体調面に気をつけてオープンハイスクールを最後まで楽しんでほしいと挨拶しました。次に、教頭が、現在の社会の変化や求められる力、2020年から始まる新試験に向けての本校の取組などをスライドとともに説明しました。続いて、生徒会が、本校の特徴や行事の様子、部活動の活動の様子を、映像や写真の視聴を交えながら説明しました。
 その後、A~Jの10班に分かれて体験授業と校内見学をそれぞれ30分程度、生徒会執行部・女子卓球部員による案内で行いました。体験授業は次の6教科の講座を用意し、中学生に各自の希望にそって授業を体験してもらいました。
  数学「曜日を数学する」「三角形の重心」
  国語「古典に親しむ」
  英語「英語を使ったゲーム」
  地歴「地理歴史の楽しみ方」
  理科「見ることと脳の関わり」
  体育「生活習慣病」「体育史をふり返る」
 校内見学は、校舎や設備、部活動、文化部展示などを見学してもらいました。
 体験授業・校内見学後は、食堂体験や運動部・文化部の活動を自由に見学していただいて、2日間のオープンハイスクールを終了しました。

令和元年度自然科学コース体験入学 体験授業について

数 学 科 より

 体験授業の中で、中学生の皆さんに、方程式に夢(文章をつけて)を与えてもらいました。時間が短かったので、家に持ち帰ってもらい、作成した問題を本校へメールで送っていただきました。あくまでも、参加者全員が対象ではありません。発表が大変遅くなり、申し訳ありません。HPの紙面の関係で、今回は最優秀問題を掲載させてもらいます。貴重な時間を割いていただき、ありがとうございました。
 体験入学参加者の皆さんと、来春多くのご縁が頂けるよう祈っております。合格のためにだけでなく、眠っている好奇心を目覚めさせて、好きな理数科目をもっともっと鍛えて、ともに同じ空間で学びましょう。

 最優秀問題

 慣れない授業形態にもかかわらず、心を込めた問題を送っていただきありがとうございました。

自然科学コース体験入学

 8月2日(金)、自然科学コース体験入学を行いました。第4学区の中学生、保護者、引率の先生、合わせて約160名の皆様に出席していただきました。生徒会執行部の生徒による学校紹介、自然科学コースの生徒によるコースの学習や行事等の紹介の後、中学生に各自の希望にそって、実験や学習を体験してもらいました。
 A班「-196℃の世界(化学分野)」では、熱と温度について学習した後、液体窒素を使った実験を見てもらいました。バラの花やテニスボール、バナナなど身近な物を-196℃にすると…。中学生の皆さんは、物質の「状態変化」の様子に驚きの歓声を上げていました。最後に、超伝導物質の実験も行いました。超伝導体が磁石のレールコースを浮上して動く様子を興味深く観察していました。
 B班「数学の楽しさ(数学分野)」・C班「数学の世界(数学分野)」では、方程式について考えてもらいました。xやyの値を求める方程式の問題を解く力も大切ではありますが、今回は「方程式に夢を与えよう。物語をつけよう。」ということで、5~6人の班になって味気ない数式の羅列から文章題を考えました。解を求めるのではなく、問題を作成する作業を通して、方程式についての理解を深めていただけたと思います。
 わずか50分の体験学習でしたが、物質や現象への好奇の目、研究する喜び、考える楽しさなどを体験できたと思います。
 生徒が主体となった説明や体験学習、そして文化部の作品展示などを経て、1年間の学校生活、コース独自の学習や取組について、中学生だけでなく、保護者の方々にも理解を深めていただけたのではないかと思います。

第1学年(43回生)自然科学コース宿泊研修

 この研修は兵庫県立大学理学部の研修室見学と理化学研究所放射光科学総合研究センターでSpring-8とSACLAの施設見学をすることで先進科学についての知見を広め、興味を高めること、また、牛窓研修センターカリヨンハウスでの海洋生物の観察や天体観測、いかだ作りをすることで、自然との関わりを深め、環境に対する意識を高めるとともに、自主性や協調性を育むことを目的としています。
 7月30日(火)の午前中は兵庫県立大学理学部の研究室を見学しました。4つの班に分かれ、生命科学や物理学の講義を受けました。樋口研究室では「タンパク質の形を見よう」ということで3Dの映像を通してタンパク質の形を見、その役割について分かりやすく説明してもらいました。坂口研究室では実際に牛のDNAを見せてもらったり、タンパク質の合成の映像を見せてもらったりと生体物質科学の基礎を教えていただきました。そのようにどの研究室でも専門的な内容を理解しやすいように工夫してくださり、生徒たちは興味を持って聴くことができました。
 昼食を兵庫県立大学理学部の食堂でとり、午後からはSpring-8とSACLAの見学をしました。職員の方からの説明で、Spring-8が放射光を作り出す仕組みや、SACLAが物質を原子レベルで見ることができる顕微鏡であること、その技術を用いて光合成の反応経路において水が分解されて酸素を作り出す仕組みが解析されたことを知りました。さらに、医薬品や化粧品、エコタイヤなど我々の身近な商品を開発するための研究が行われていることを知り、ここで行われている最先端の研究が我々の生活に大きな役割を果たしていることを再認識することができました。生徒たちは職員の方に積極的に質問するなど、強い興味と関心を抱いたようでした。
 夕方、牛窓港の向かいにある前島に到着し、牛窓研修センター「カリヨンハウス」でBBQを楽しみ、日没後、天体観測とウミホタルの観察を行いました。天体観測では天候にも恵まれ、大型望遠鏡により土星の輪や木星の模様をはっきり見ることができました。また肉眼でも夏の大三角や北斗七星など多くの星を見ることできました。ウミホタルの観察では、ウミホタルの発光により海面が光ること、また捕獲したウミホタルが青く光るところを観察することができました。これらの体験を通して生徒たちはより自然に対する親しみと興味を持ったように感じました。
 翌日7月31日(水)は朝から6つの班に分かれていかだ作りをしました。職員の方の丁寧な指導のもと、材木をボルトやロープでつなぎ合わせ、発砲スチロールの浮きを底に結び付け、2時間かけてすべての班のいかだが完成しました。その後、凪いだ瀬戸内海へと進水し、約1時間半クルージングを楽しみました。まっすぐ進まない班、スピードが出ない班などいろいろありましたが、どのチームも個性を発揮しながら、大自然を肌で体験することができました。
 この2日間の研修を今後の学校生活に、また自分の進路希望達成のために是非生かしてもらいたいと思います。